冬といえば、こたつとみかんですよね!
ほとんどの方が、みかんを生で皮を剥いて食べていると思います。
皮を手で剥いて食べるだけ、というのがみかんの手軽さなのですが、みかんは適度に温めるとさらに栄養価をアップさせる事ができるのです。
今回は、みかんを温めるとどのように栄養効果がアップするのか、ご説明します。
みかんを温める事によってアップする栄養
皆さんは、みかんの栄養が一番多く含まれているのは、皮だという事を知っているでしょうか?
実は、みかんの皮には、素晴らしい栄養がいっぱいあります。
まず、みかんの皮に、特に多く含まれているのが、βクリプトキサンチンです。
早速、βクリプトキサンチンの驚くべき効果についてご説明しましょう。
まず、β-クリプトキサンチンには、閉経後の女性に多い骨粗しょう症を防ぐ働きがあります。
さらに、β-クリプトキサンチンは、糖尿病の進行を抑制する効果、免疫力を上げる効果、美肌効果が期待できます。
そして、何よりも注目したいのが、βクリプトキサンチンの発がん抑制作用です。
今の時代、二人に一人ががんになるという時代です。
βクリプトキサンチンの高い抗酸化作用により、がんに罹りにくくなると言われています。
そして、みかんを温め、皮に含まれるβクリプトキサンチンを果肉の方に染み込ませる事で、βクリプトキサンチンの効果をより得る事ができるのです。
焼きみかんの作り方
みかんを温めると皮の栄養が果肉の方にも染み渡り、驚きの効果が得られるという事でした。
そこで皆さんにお伝えしたいのが、みかんを温める方法です。
みかんを温める調理法としては、「焼きみかん」というものがあります。
焼きみかんは、とても簡単に作る事ができます。
では、焼きみかんの作り方についてご紹介したいと思います。
材料は、みかんだけです!
みかんの選び方ですが、皮がぶかぶかな物は選ばないようにしましょう。
また、ヘタの軸が細い物は細い枝に実った証拠であり、少ない水分で栄養が行き渡っているので軸が太い物よりもおすすめです。
次に、みかんは、皮ごと焼くのが肝心です。
ですので、みかんの皮に付着した農薬などの異物を除去するために、お湯に一分ほどみかんを浸けてください。
あとは、焼くだけです。
オーブンで5~10分焼きます。
焼き色がついていたら、完成です。
とっても簡単で健康的な方法ですから、是非皆さんもお試し下さいね!
まとめ
ここまで、皮ごとみかんを温めると栄養効果がより得られるという事と、これを利用した調理法として、焼きみかんの作り方をご紹介しました。
予防医学でも期待されているβクリプトキサンチンを、みかんを温める事によって、充分な栄養として得られるなら、やはり最大限活かしたいですね。
ぜひ、焼きみかんを作ってがんを遠ざけ、生活習慣病の予防に努めましょう!