みかんのお勧め激甘ブランドと、その甘さの理由

ここ数年でみかんがとっても進化しているのを知っていますか?味だけでなく食感や果汁、皮のむきやすさまで!もはやみかんであって、みかんじゃない!期待を裏切る激甘みかんのブランドをご紹介します!

甘さの基準

果物の甘さを測るのに用いる、「糖度」という言葉を聞いたことがありますか?この糖度は、100gあたりに含まれるショ糖がどれくらいかで、判断しています。糖度計を用いて測定することが出来、時々スーパーなどでも「光センサーで糖度測定何%以上」と謳って売り出していますよね。
一般的に糖度が11度を越えると、甘いと強く感じます。そして、当然同じ果物であれば、糖度が高いほど甘く感じるのです。

○お勧め激甘みかん
糖度11を越える激甘みかんブランドを、いくつか紹介します。

⚪︎「甘平(かんぺい)」
甘平は一度食べたら忘れられないほど、激甘なみかんと言われています。その甘平の糖度は13度以上にもなり、お墨付きです。じょうのう(内皮)が柔らかく、大粒のぷちぷち果肉がその甘さをさらに感じさせます。

⚪︎「せとか」
トロリととろける食感と、濃厚でジューシーな味わいが特徴のせとか。せとかも糖度が平均12度を越える、激甘みかんです。やわらかめの果肉が好きな人に、特にお勧めです。

⚪︎「媛まどんな(紅まどんな)」
こちらも糖度12度を越える、激甘みかんです。また、酸味も少なく、とても食べやすいみかんです。ゼリーのようなぷるぷる食感とたっぷりの果汁が魅力の媛まどんなは、誰もが気に入ること間違いなしです。

なぜそんなに甘いの?

普通のみかんでも充分甘くて美味しいですが、なぜブランドみかんは、さらに甘くなっているのでしょう?
実は、ブランドみかんは、さまざまな種類のみかんを掛け合わせ、品種改良を重ねてできた新品種なのです。例えば、甘平は「ポンカン」と「西之香」の交配です。せとかは「清見」と「アンコール」を交配したものに、さらに「マーコット」を交配させて作りました。媛まどんなは「南香」と「天草」の交配です。このように、甘さを追求し酸味や果汁のバランスなども考慮しながら、研究と努力を重ねてきた結果に完成した新品種だから、激甘になったのです!

作り手の想いがいっぱいつまった激甘ブランドみかん。そんな背景も感じながら味わってもらいたい、究極のみかんです。ここでは紹介出来なかった激甘ブランドみかんもありますので、お好みのものを探してみてくださいね!