メロンの果肉の色の違いと糖質量~食べ過ぎても大丈夫?~

旬の時期になると、とっても甘いメロン。
みなさんの中には、甘いメロン=糖質量も多いというイメージを持っている人もいるでしょう。
ところで、よく見るとメロンには、緑色や赤色など様々な果肉の色をしていますよね。
これって、糖質量にも関係するのでしょうか?

メロンの果肉の色によって糖質量は変化するのか?

まずは、果肉の色別にメロンの糖質量がどのくらい含まれているのかを見てみましょう。
緑色の果肉の場合は、100g当たり10.4gになります。
この糖質量は、同じ分量のみかんに含まれている糖質量11gに近い数字になりますよね。
そのため、そこまで糖質量が高めのフルーツでないということが分かるでしょう。

その一方で、赤色の果肉を見ていきます。
赤色の果肉の場合は、同じ100g当たり10.4gになりますので、緑色の果肉の場合と数字に変わりありません。
品種等の関係で数値にズレがあることを含めた上でも、実は大した差がないということになりますよね。

そのため、果肉の色で糖質量が違うというのは、正しい理解ではありません。
確かに、含まれている栄養素に違いがある場合もありますが、これとは別の話になりますよね。
ですので、果肉の色によって糖質量は変わらないということは、ここで知って頂けたと思います。

もしかしたら大変?~メロンの1玉分の糖質量を確認~

メロンは果肉の色で糖質量が左右されることはありませんが、他の果物と同様に食べる量によっては摂取量が変わりますよね。
メロンの場合は、一般的に大人数で食べたり、少しずつ食べたりしていきますので、丸ごと1玉食べるということは少ないですよね。

しかし、最近はメロンを使ったメニューで、メロン半分を丸ごと使ったスイーツが登場しているお店もありますよね。
普段食べ慣れない分量を見ると、糖質はどうなんだろうと気になりませんか?

例えば、1玉丸ごとの場合は59.4g、半分の場合は29.7gになります。
中々食べる機会のない量ではありますが、糖質量もそれなりの数値になっていることが分かりますよね。
そのため、一気に丸ごと食べるというのは、基本的に避けた方がいいでしょう。

また、メロンには大小さまざまな品種があります。
つまり、大きさによっては、糖質量が上がりやすいですから、平均値で安心せずに大きさに比例することを忘れないで下さいね。

参考URLちそう
(https://chisou-media.jp/posts/380)

まとめ

メロンに含まれている糖質量は、果肉の色に左右されません。
また、他の果物と比べた時に、ダントツで高いというわけではありませんから、適量を食べる分には問題ないでしょう。
一方で、加工して食べる場合に砂糖を使用すると、その分糖質量が高めになりますので、糖質を気にしている人にとっては避けたいところです。
加工する時は、砂糖の使いすぎに注意したいですね。