りんごの賞味期限ははっきりと書いていませんよね。
あなたはりんごの賞味期限はどうやって判断していますか?
保存方法によっても変わってくるりんごのおよその賞味期限や、賞味期限が切れているかの判断基準について紹介します。
りんごの賞味期限
まずは保存方法別の賞味期限をみてみましょう。
◦常温保存の場合
常温保存の場合の賞味期限は、気温によって大きく変わってきます。
涼しい場所であれば長くなりますし、暑ければ短くなるのです。
常温保存の目安としては1週間〜1ヶ月ほどになります。
なるべく長持ちさせるためには、夏の暑い日はできれば冷蔵庫に、冬でも暖房の効いた部屋には保存しないなどの工夫は必要です。
また、1つずつ新聞紙で包んでおくと、乾燥を防ぐことができ、長持ち効果が期待できますよ。
◦冷蔵保存の場合
冷蔵庫にきちんと保存すれば、りんごはかなり長持ちします。
それでも一般家庭の冷蔵庫であれば、2週間〜2ヶ月ほどが目安になります。
りんごの適切な保存温度は0度くらい、湿度は80%以上と言われています。
これを家庭用の冷蔵庫で設定するのは難しいので、例え冷蔵保存でもなるべく早く食べた方がいいでしょう。
ただ、冷蔵庫で上手に保存しておいた人が、半年後も美味しく食べられたという例もあるというので、驚きですよね。
ちなみに品種でも賞味期限が違い、「ふじ」や「シナノゴールド」などは比較的長持ちします。
判断基準は?
どんな状態になっていれば、りんごの賞味期限が切れていると判断できるのでしょう。
例えば、カビが生えていたら完全にアウトですよね。
また、異臭や悪臭がするような場合も、腐っている可能性大です。
賞味ではなく、消費期限が切れていると言えます。残念ですが、潔く捨てるしかありません。
他にも、シワシワにしなびている、軟らかくて触るとぶよぶよしている、皮が黒っぽく変色しているのも、腐っている可能性が高いです。
このような状態になっていたら、仮に食べられたとしても味は間違いなく落ちています。変色した部分を取り除いたら食べられる場合もありますが、味の保証はありません。
口にして少しでもおかしいと感じたら、食べるのはやめておきましょう。
同じ変色でも、カットして放置したりんごが茶色く変色するのは、腐っているわけではありません。
これはいわゆる「酸化」ですから、食べても体に害はありませんよ。
りんごの賞味期限は長いので、ついつい買いだめしてしまうかもしれません。
それでもやっぱり新鮮な方うちに食べるのが、お勧めですよ。