新高梨を産地で選ぶ~有名なブランド産地をピックアップ!~

新高梨は、その生産量の多さから、比較的色々な所で見かけますよね。
そんな中、有名ブランドと聞かれると、みなさんはどこを答えるでしょうか?
意外と知らないという人が多いでしょう。
せっかくですから、新高梨の有名ブランドを知って、さらに美味しく味わってみませんか?

新高梨の有名ブランド~①高知市針木~

高知市針木と聞くと、ピンとくる人がいるはずです。
ここは、新高梨の発祥の地であり、有名ブランドとしてダントツの地位を獲得している場所です。
栽培技術と歴史の長さは、他の産地と比べても圧倒的な差がありますから、針木産を選んでおけば間違いないくらいですよね。

何より、針木産の新高梨は、「まるはり」マークとしてブランド化されており、全国的な知名度は抜群です。
特に、その影響が強く出ているのは、品評会に現れると言っても良いくらいでしょう。
毎年、新高梨の品評会が開催されているのですが、その様子を注目しているのは、農家さんだけではありません。
なんと、一般の人も注目しているのです!

新聞やテレビで報道されるくらいの注目度ですから、梨好きな人には魅力的な情報が溢れていますよね。
超有名な産地、ブランドと聞かれた時は、針木と答えておくことをオススメします。

新高梨の有名ブランド~②熊本県荒尾市~

もう一つ新高梨の有名なブラントがあるのは、熊本県です。
「熊本県って梨が有名だったっけ?」と思う人もいるかもしれませんが、高知県に続くほど有名な産地になっているのです。
その中でも荒尾市で栽培されている「荒尾梨」は、有名ブランドの一員になるでしょう。
熊本県の中でも荒尾市は、有明海に面した場所に立地していますので、梨に限らず、幅広く農業を行うのに適した環境でした。
その結果、誕生した梨であることが分かりますよね。

一方で、荒尾梨の中には、「荒尾ジャンボ梨」という新高梨のブランドも存在します。
これは、明治期に炭鉱で働いていた人たちが、自分の故郷へのお土産として送ったことから有名になったと言われています。
地元の歴史とともに知名度が上がった形になりますから、その美味しさは当時の他県の人も納得していたのでしょう。

有名になったルーツを知ると、ますます魅力度が増してきませんか?
なんだか、新高梨が食べたくなってきちゃいましたね。

まとめ

今回の記事でご紹介した、新高梨の有名なブランド産地2か所、覚えて頂けたでしょうか?
どちらも現在は、超有名ブランドになっていますから、その名を目にする機会も多いでしょう。
自分で食べるために取り寄せるのも良いですが、お世話になった人、大切な人へのプレゼントにもピッタリです!
どの梨も農家さんの思いが込められていて優劣がつきませんが、有名ブランドを食べてみるというのも、たまには良いですよね。