スーパーに並んでいるスイカを見て、品種が何か考えたことはありますか？
同じように見えても、スイカには品種があり、それぞれ少しずつ特徴も違います。
◆小玉スイカの品種
○姫甘泉
糖度が高く、真っ赤な色がその美味しさを物語っています。シャリ感もあり、比較的タネが少なめです。輸送性も抜群で日持ちが良いことから、贈答用にもオススメです。
○ひとりじめ
和歌山県で生まれた、6月から7月中旬にかけてのみ味わえる、初夏限定の小玉スイカです。皮が薄く、皮のキワまでしっかり実が詰まっているのが特徴です。大玉スイカに近いしゃりしゃり感も人気の理由です。
○黒小玉
スイカの名産地、熊本県が誇る小玉スイカと言えば、黒小玉。スイカの良いとこどりをしたかのように、甘くてジューシーなスイカです。名前の通り皮の緑の部分が濃く、黒っぽいスイカです。
◆大玉スイカの品種
○ 富士光
濃い紅色の実に合う濃厚な甘さが人気のスイカです。当たり外れが少なく育てやすい富士光は、多くの産地で栽培されています。春先にハウス栽培、夏には露地物と、長く味わえる品種です。
○大栄スイカ
鳥取県の大栄スイカと言えば、ドバイ王室に献上されたことで有名ですよね。王族の方々のお口にも合ったようで、まるでハチミツみたいに甘いと、大絶賛を浴びたそうです。7月の上旬にから中旬に収穫されますので、お見逃しなく！
○甘幸
千葉県の農家のみで作られている、オリジナルブランドです。食べれば幸せな気持ちになれるスイカとして有名です。なんとその糖度14%超え！5月から6月までの期間しか販売されません。また収穫される数もまだまだ少ないので、出会えたら本当にラッキーですね。
◆変わり種品種
○でんすけスイカ
北海道生まれの真っ黒なスイカです。果肉は真っ赤で、シャリシャリとした歯触りが大好評です。初競りでは50万を超える値がついて話題になりました。ブランドスイカと名乗るに相応しいスイカですね。
○サマーオレンジ
外観は普通のスイカとなんら変わりないのに、果肉は黄色いスイカです。生産量が大変少なく、なかなかお目にかかれない希少ブランドスイカですよ。
○ブラックジャックスイカ
タネなしスイカの新品種で、見た目も真っ黒でインパクトがあるスイカです。タネありと変わらぬ甘さとシャリ感で、今までのタネなしスイカの常識を、良い意味で覆してくれた品種です。
スイカの品種を一部ご紹介しました。まだまだたくさんの品種があり、時期や地域によって見かけないものもあると思います。
もし今回ご紹介した品種がお近くでは売られていないようでしたら、ネットショップでも取り扱いがありますから、チェックしてみてください。
