メロンは、食べごろの時期が一番美味しく味わえます。
しかし、少し時間が経ってしまい、食べる前にカビが生えてしまった経験はありませんか?
カビは腹痛や下痢の原因になりますから、捨てるしかないと思うでしょう。
ですが、せっかくのメロンを捨てるのは忍びありません。
このような時は、どうすれば良いのでしょうか?
メロンの食べごろとカビ~事例別の対処法~
メロンの食べごろが少しでも過ぎると、徐々にカビが発生します。
黒カビや白カビ、赤カビといった様々なカビが発生しますが、基本的に良い印象はありません。
もし、遭遇してしまったら、次のような対応をして下さい。
まず、カットする前の皮にカビが発生している場合です。
この場合は、一応食べることができます。
しかし、カビの根までカットしなければ、体に悪影響を及ぼしますので注意して下さい。
いつもより、皮の部分から3~5㎝ほど果肉を厚めにカットするようにしましょう。
注意点は、皮についているカビを洗って取り除いても、根っこの部分まで洗い落とせていないことです。
洗ったから大丈夫と考えてしまうと、体を壊す原因になりますので止めましょう。
次に、カット後のメロンや果肉自体にカビが発生した場合です。
この場合は、皮だけでなく果肉にまでカビが付着していますので、捨てるべきです。
従って、目に見えない部分にも、カビが発生していますから、カビが生えていないからと言って食べてしまうのは危険だと考えましょう。
タッパー等でカットメロンを複数個一緒に保存した場合も、1か所にカビが見つかった時は、他のメロンにもカビが付着しています。
これも、捨てるようにして下さい。
もったいないですが、健康のことを考えると仕方ありません。
メロンのカビでダメージを受けるかも…?~食べごろでも避けるべき人~
最後に、一応食べられる状態にしたとしても、以下の人はメロンのカビを発見した場合は食べないのが無難です。
それは、体の免疫力が弱い人や、そのような体質の人です。
上記の人たちは、メロンの食べごろに発生したカビをしっかり取り除いても安心できません。
ちょっとしたことで、アレルギー等の反応が出てしまうのです。
いくら好きな食べ物でも、カビの影響でダメージを受けるのはいけません。
残念ですが、体質的に敏感な人は、どのような形でも食べない方が良いでしょう。
まとめ
メロンの食べごろが過ぎると、カビが発生することがよくあります。
状況によっては、適切な処理で食べることができます。
しかし、カビが皮、果肉全体に付着している時や、体質的にカビのダメージを受けてしまう人は食べないで下さい。
もったいないかもしれませんが、健康であってこそ、また美味しいメロンが食べられます。
意外とカビは発生しやすいので、保存時には注意するようにしましょう