マンゴーの中には、緑色の品種もあります。
しかし、緑色のマンゴーは、追熟しても皮の色に変化が見られません!
これでは、追熟できているのかどうか、見た目での判断が難しいですよね。
そこで今回は、緑色のマンゴーの追熟のポイントについてご紹介しましょう。
数あるマンゴーの違った一面を、是非ともご覧下さい!
緑色のマンゴーの追熟判断のポイント
今回ご紹介する緑色のマンゴーは、「グリーンマンゴー」です。
そもそもなぜ緑色のままなのでしょうか。
これには、「キーツ種」と呼ばれる品種の特徴が関係しています。
キーツ種は、追熟しても見た目の色の変化が見られない特徴があり、食べ頃かどうかの判断が非常に難しいのです。
品種上の特徴を知ると、扱いにくいと思いがちですが、実はそうでもありません。
判断すべきポイントは、たった2つ。
マンゴーの追熟は常温で行われますが、見た目でなく、柔らかさと匂いで判断しましょう。
追熟が必要なフルーツは、熟してくるとどんどん柔らかくなってきますよね。
触った時、程よい柔らかさになっているならば、丁度良い状態になっているのです。
そして同時に、マンゴーの甘い匂いがふわっと感じ取れるならば、完熟したサインになります。
見た目での変化が分からないからこそ、触覚と嗅覚をフル活用してチェックしてみて下さい。
ちなみに、季節によっては常温に置いても、果肉が柔らかくなるまでに1週間程度かかることもあります。
特に固めのマンゴーを購入した時は、完熟までに時間がかかりやすいです。
早めに食べたい気持ちも分かりますが、焦る気持ちを抑えてゆっくりと待ちましょう。
グリーンマンゴーは追熟しすぎても美味しい!
ところで、フルーツには追熟しすぎると美味しさが半減してしまうものもあります。
しかし、グリーンマンゴーの場合は、追熟しすぎたとしても美味しく食べられるのです。
グリーンマンゴーは、過熟しすぎても糖分が増すだけで、味が落ちる訳ではありません。
むしろ、果肉が柔らかくなり、より甘さを感じやすくなりますので、過熟した方が好きな人もいるのです。
ですので、「放置しすぎて食べ頃を過ぎてしまった」と思わないで下さいね。
過熟してしまっても、グリーンマンゴーならまだまだ美味しく食べられます。
追熟に慣れてくると、自分が好きな状態のマンゴーを作り出すことができますから、食べるまでの楽しみが増えますね。
まとめ
今回は、緑色のマンゴーの追熟のポイントについてご紹介しました。
緑色のマンゴーの代表格であるグリーンマンゴーは、見た目の変化がありませんから、果肉の柔らかさと匂いで判断します。
また、過熟しすぎても味が落ちず、むしろ甘みを強く感じられますから、甘いのが好きな人は完熟しても食べるのを少し待ちましょう。
ついつい完熟のサインを見逃しがちな人でも、扱いやすいマンゴーですよ!