メロンは糖度が高く、甘いフルーツですが、同じ品種であっても甘さに違いがあるのは当然ですよね。
その判断に、等級という指標が使われます。
一体、等級はどのような形で判断され、表示されているのでしょうか?
今回は、知られざる等級の世界に迫ってみましょう。
メロンの糖度の指標となる等級
メロンの糖度は、実際に食べてみないと分かりません。
ですが、最近は最新技術を駆使して、糖度がどれくらいかを判断できるようになっているのです。
さらに、その他の判断ポイントから品質が判断され、等級が決められます。
詳しい内容は分からなくても、皆さんも購入時には等級を参考にしていることが多いですよね。
特に、上位ランクになればなるほど、甘い、美味しいというイメージがあるはずです。
メロンの糖度に関わる等級表示は全品種一律でない?
ところで、メロンの糖度判断に関わる等級は、全国、全ての品種で一律だと思われがちですが違います。
そのように認識していた人は、今すぐその考えを捨てましょう!
他のフルーツでも、品種や生産地域によって違いがあるのですが、メロンほどではありません。
意外にも、メロンの等級はどのフルーツよりも複雑で難解なのです。
秀や優などはよく目にするかと思いますが、品種によっては富士や山といった表示をすることもありますので、秀や優だけで判断できないのです。
これを知っていると、購入する際に役立つこと間違いありません!
事前に、どの表示が上位ランクなのかを確認してから、購入を決めることをオススメします。
さらに、表示による違いはこれだけではありません。
細かい部分ですが、糖度の基準も違っているのです。
等級を判断する際、糖度の場合は必ず上位ランクになるための数値設定が設けられています。
この条件も、品種によってばらつきがあるのです。
理由は、簡単です。
品種によって甘さの上限が決まっており、全てのメロンを統一基準で見てしまうと良いメロンの判断ができなくなるからです。
そのために、細かな設定があるのです。
このように、等級は、ぱっと見で美味しさを判断するために役立っています。
せっかくですから、なんとなく購入するのではなく、表示とランク内の位置づけを確認してみましょう!
まとめ
メロンの糖度判断に関わる等級についての豆知識、いかがでしたか?
等級は、誰でも良いメロンだと知ることができる表示になります。
さらに、ランク付けや判断ポイントを知ることができると、上位ランクである理由をはっきりと認識することができます。
品種によって様々な表示がありますから、是非調べてみて下さい。
奥深くて、面白いですよ!