温州みかんとポンカンは、見た目はよく似ていますが、細かく見てみると実は違いがたくさんあります。どちらも美味しい温州みかんとポンカンの、栄養やその効果について、違いを比べてみましょう!
○温州みかんの栄養とその効果
みかんと言えば、ビタミンやミネラルが豊富なことで有名ですよね。
温州みかん(100gあたり)に含まれる栄養成分は
エネルギー 49kcal
炭水化物 11.7g
水分 87.1g
ナトリウム 1mg
カリウム 130mg
脂質 0.2g
たんぱく質 0.7g
食物繊維 1.0g
温州みかんの栄養素で、特に豊富なのは、ビタミンCとβ−クリプトキサンチンです。100gあたりにビタミンCは35mg、β−クリプトキサンチンは1800〜2000μgほど含まれています。ビタミンCは美肌効果で有名ですよね。β−クリプトキサンチンはBカロテンの仲間で、様々な疾患のリスクを下げる働きがあると考えられています。特に、生活習慣病や骨粗しょう症を予防する効果が期待されており、積極的に摂取したい栄養素の1つです。
○ポンカンの栄養とその効果
ポンカンも温州みかんと同じように、ビタミンやミネラルは豊富です。
ポンカン(100gあたり)に含まれる栄養成分は
エネルギー 40kcal
炭水化物 10.0g
水分 88.8g
ナトリウム 0.3g
カリウム 160mg
脂質 0.1g
たんぱく質 0.9g
食物繊維 1.0g
ポンカンのビタミンC含有量は、100gあたり40mgと、温州みかんより少し多めです。さらにカロリーは温州みかんと比べると少し低いので、美容の為に食べるなら、ポンカンがお勧めと言えるでしょう。しかし、温州みかんに豊富に含まれているβ−クリプトキサンチンは、1000μgと少なくなりますので、健康の為に食べるなら、温州みかんがお勧めかもしれません。
○どちらを選ぶ?
温州みかんとポンカンの栄養を比べてみると、その効果に若干ですが違いが見えてきました。先ほども述べたように、温州みかんは健康に、ポンカンは美容に、少しだけ秀でていると思います。
ただ、どちらもカロリーは低めで、栄養は豊富、甘くて美味しいお勧めのフルーツに変わりはありません。ですから、その日の気分やお好みで選んでもらえたらいいと思います!
朝は温州みかんで、昼はポンカン、夜はどちらも半分ずつ!なんて贅沢な食べ方もステキですよね。
美味しく食べて、健康も美肌も手に入れられるのが1番なのは、言うまでもありません!