甘くておいしい柿には、カリウムやビタミン、糖質などの成分が豊富に含まれています。
とりわけ糖質の含有量は、ダイエットや健康を気遣っている方にとって、大変気になる項目ですよね。
そこで今回は、柿に含まれる糖質の量と適切な摂取量についてご紹介していきたいと思います。
柿に含まれる糖質の量は?
柿に含まれる糖質は、そのまま食べる場合100gあたり約14gです。
干し柿の場合ですと、100gあたり約57gとなります。
しかし、この数字だけ見ても柿に含まれる糖質が多いのか少ないのかは分かりませんよね。
具体的なイメージを掴むために他の果物に含まれる糖質についても見ていきましょう。
干し柿…約57g
バナナ…約20g
柿…約14g
桃…約9g
いちご…約6g
以上の5つを比べてみると柿そのものに含まれる糖質の量は少ないとは言えませんね。
むしろ食べ方によっては糖質の多い部類に入るかもしれません。
それでは、柿を食べる上でどのような事に注意したら良いのでしょうか。
柿に含まれる糖質が及ぼす身体への影響
柿に含まれる糖質の量が分かったところで、いよいよ、糖質と身体の関係について見ていきましょう。
柿にはある程度の糖質が含まれると説明しましたが、実はカロリーは低いのです。
そのため、低カロリーを好んで食べる方にとっては良いかもしれません。
とはいえ、柿の食べ過ぎは要注意!
糖質が多いものを摂り過ぎると糖尿病に繋がる場合もあるからです。
もしも糖尿病になってしまったら、糖質を多く口にした時に急激に上がった血糖値を、正常にする機能が失われてしまいます。
すると、身体の中で異変が起こり、血液中であふれかえった糖質が身体に蓄積してしまうのです。
これは肥満を引き起こす原因となり、皆さんの身体を蝕んでいく可能性があります。
おいしいからといって、食べ過ぎてはいけないという事ですね。
では、どれ位の量を食べれば良いのでしょうか。
1日に食べる柿の量は、「多くても半分」というのが適切です。
これ以上食べる事のないようにすれば、健康被害は出てこないでしょう。
低カロリーだからといってたくさん食べずに、毎日、適量を食べるようにすると、健康効果も最大限に発揮されますよ!
まとめ
今回は、柿に含まれる糖質量と糖質が及ぼす身体への影響、そして、一日の適量はどれくらいなのかについて詳しくご紹介してきました。
私も、糖質を摂り過ぎないよう、柿の量に気をつけたり、他の果物とのバランスを考えたりしながら食べるようにしています。
もちろん、柿にはたくさんの健康効果が期待できます。
しかし、糖質の摂り過ぎでその健康効果が無駄になってしまわないように、注意していきましょうね!