温州みかんとポンカンの甘さを比べてみよう!

温州みかんもポンカンもその甘さと食べやすさから、どちらも人気の柑橘ですよね。ポンカンも温州みかんの仲間でよく似ていますが、実のところ甘いのはどちらだと思いますか?温州みかんとポンカン、甘さ比べ始まり始まり〜!

 

○温州みかんの甘さは?

温州みかんの中でも甘くてお勧めなのは、愛媛みかんです。今回は温州の代表として、愛媛みかんで甘さを比べてみました。

愛媛みかんは10月中旬頃から極早生みかんがトップバッターで出回り始めます。この頃のみかんはまだすっきりとした甘さで、コクのある甘さがのってくるのは12月〜1月頃の晩生みかんです。愛媛みかんの晩生の平均糖度は12〜13度以上と、とっても甘いみかんです。

 

○ポンカンの甘さは?

ポンカンはその品質の良さから、デコポンやはるみ、デコタンゴールなどたくさんの新品種の親となっています。もちろんその甘さはお墨付きで、独特の芳香も人気の理由です。ポンカンの平均糖度は11〜14度と、こちらも大変甘くなっています。数字だけで見るとポンカンの方が甘さの幅が広いですが、愛媛みかんと比べるとポンカンの方が酸味が少なめで、その分甘さを感じやすくなっています。

 

○お勧めはどっち?

愛媛みかんとポンカンの甘さはほぼ同じということになりましたが、それならトータルで見た時のお勧めはどちらでしょう。

どちらも手で簡単に剥けますし、内皮も柔らかいのでそのまま食べられます。

お値段はと言いますと、愛媛みかんの方が少しだけ安いことが多いです。ポンカンの方が生産量が少ないことや、1つずつの大きさがポンカンの方が大きいことが関係しています。

栄養面で言うと、愛媛みかんもポンカンもビタミンやミネラルが豊富です。さらにポンカンは、整腸作用のあるペクチンが豊富なので、愛媛みかんより一歩リードと言えるかもしれません。しかし、カロリーは愛媛みかんの方が若干ですが低めなので、またも勝負は引き分けということになりそうです。

愛媛みかんもポンカンも、甲乙つけがたく、どちらもお勧め!というのが正直なところですね。

 

 

どちらがお勧めか結局わからなかったと、がっかりしないでください。愛媛みかんのお勧め時期は12月〜1月、ポンカンのお勧め時期は1月〜2月と、少しズレているんです。ですから、先に愛媛みかんを食べて、その後ポンカンを食べるというのが、本当のお勧めなんです!ぜひ愛媛みかんもポンカンも、たっぷり味わってくださいね!