寒い季節には胃腸風邪に鼻風邪、インフルエンザなどさまざまな病気が特に流行りますよね。なるべく元気に過ごすためには、栄養をしっかり摂ることが大切です。
そんな時に食べたいのはぽんかん!ぽんかんには風邪予防になるたくさんの栄養が含まれています。
ぽんかんに含まれる健康を保つ栄養
ぽんかんに含まれている栄養素で、特に豊富なのはビタミンCです。美肌効果で有名なビタミンCは、実は風邪予防にもなる栄養素です。
ビタミンCは体の免疫力である白血球の働きを高めて、ウイルスの感染を防止してくれます。また、抗酸化作用で血管の老化を防ぎ、細胞の修復をする働きも期待できます。
さらに、ミネラルの吸収を助ける働きもあり、ぽんかんにはカリウムやリンも含まれていますので、一石二鳥です。それからぽんかんに含まれるビタミンEは、ビタミンCの効果を持続させる効果がありますよ。
ビタミンCだけを摂取しても、風邪予防には不十分ですが、一緒に摂取すると効果的な栄養素が、ぽんかんには含まれているのです。
ぽんかんの栄養を残さず食べる効率的な食べ方
ぽんかんは簡単に手でむけて、内皮ごと食べられる柑橘です。いつでもどこでも手軽に食べてもらえます。そんな中、栄養をしっかり吸収するのなら、食前がお勧めです。
そして絶対食べて欲しいのが皮です。皮は栄養が豊富なので、上手に加工して食べちゃいましょう!
例えばピールにしたり、マーマレードジャムにすると美味しく食べられます。今回はマーマレードジャムの作り方を紹介しますね。
〈作り方〉
1.ぽんかんをよく洗ってから皮をむきます。
2.実からタネを取り除いたら内皮ごとフードプロセッサーにかけます。
3.皮は細切りにしておきます。
4.2と3を鍋に入れ、火にかけます。
5.果肉と皮の30%の重さの砂糖を加えて、弱火でじっくり煮ます。
6とろりとしてきたらレモン汁を少々加えて、火を止めます。
7.冷ましたら完成です。
ちょっと変わった食べ方
もしちょっとぽんかんの甘みが足りないなと思ったら、こんな食べ方もお勧めです!それは「ぽんかんの砂糖漬け」です。すぐに作れちゃいますよ。
〈作り方〉
1.ぽんかんの皮をむきます。
2.ボールに皮をむいたぽんかん1つと、サイダー大さじ2、砂糖小さじ2を入れます。
3.軽く揉みこみ、そのまま冷蔵庫で30分ほどおけば完成です。
サイダーのぴりぴり感がクセになる美味しさですよ。
ぽんかんを美味しく食べて、元気に冬を乗り切りましょう!