りんごは冷蔵庫で保存するのが正解?注意点はある?

常温でも保存できると思って置いておいたりんごの味が、落ちてしまっていた経験ってありませんか?
そんな時、やっぱり冷蔵庫に入れておけば良かった…と後悔しますよね。
でもちょっと待ってください。
冷蔵庫に入れておけば、それだけで長持ちするのでしょうか?

りんごを冷蔵庫で保存する方法

りんごを冷蔵庫で保存すれば、温度はある程度キープできますよね。
そこで気をつけてもらいたいのは、温度より湿度なんです。
実はりんごは、乾燥に弱い果物です。
夏は冷蔵庫に入れる人が多いと思いますが、冬は気温が低いので、常温保存しがちですよね。
でも冬は湿度も低いのです。
ですから、そのまま保存しておくと、どうしても味は落ちていき、腐りやすくなってしまいます。
お勧めの方法は、りんごを買ってきたらまず1つずつサランラップやキッチンペーパー、新聞紙で包んでおくやり方です。
さらにビニール袋に入れて口を閉じておけば、乾燥を防ぐことができますよ。
ビニール袋に入れるのは、いくつかまとめてで構いません。
この方法は乾燥を防ぐだけでなく、りんごへ届く酸素が減ることでりんごの呼吸を減らし、腐敗を遅らせる効果もあるんですよ!
そして大切なポイントがもう1つあります。
そうやって袋入りにしたりんごを入れるのは、冷蔵庫の野菜室にしてください。
冬場なら冷暗所に常温保存でも大丈夫です。
この方法で保存すれば1ヶ月は美味しく食べられますよ!

りんごを冷蔵庫で保存する時の注意点

りんごを冷蔵庫で保存する方法はバッチリですが、りんごを保存する時に注意したいのが、「エチレンガス」です。
りんごは野菜や果物の成長を促す「エチレンガス」を多く排出する果物です。
気をつけなければ周りの他の野菜や果物の腐敗を早めてしまいます。
それを防ぐためにも、さきほど紹介した保存方法で冷蔵庫にしまうのが一番です。
密閉することで「エチレンガス」の発生自体を減らし、さらに他の野菜や果物への「エチレンガス」の影響を防ぐことができますよ。

さらに長持ちさせる方法ってある?

もっと手がかかってもいいから長持ちさせたいという人は、SNS上で話題になった「りんごを5ヶ月美味しく保存する方法」がお勧めです。
どんな方法かと言うと、「リンゴの果軸部分に湿らせたキッチンペーパーを乗せて、二重にラップに包み、冷蔵庫に入れる」というものです。
味も食感も変わらずに長期保存が可能なこの方法、試してみるしかありませんね!

正しい方法さえ知っておけば、もうりんごの保存でがっかりを体験することはありません!
なるべく長く、りんごを美味しく食べちゃいましょう!