夏になると、スイカが恋しくなるものです。
でも、スイカを食べる時に種が気になる人もいますよね。
そんな人にオススメなのが、種無しスイカ!
種無しスイカならば、種を気にせず、心置きなく丸かじりできちゃいます。
今回は、種無しスイカの種類や味の特徴について解説しましょう。
種無しスイカにはどのくらいの種類があるの?
まずは、種無しスイカの種類について解説しましょう。
超有名品種は、「ブラックジャックスイカ」ですが、それだけではありません。
「サマーオレンジグランド」や「たべほうだい赤王」、「ひときわ」と、その種類は豊富にあります。
果肉の色や大きさに関わらず栽培がされていますので、選択肢が増えつつあります。
種が苦手な人にとっては、嬉しい情報になりますね。
とはいえ、あまりスーパー等で見かけないと感じる人も多いはず。
その理由は、栽培の手間暇が通常のスイカよりもかかることにあります。
種無しスイカを栽培する場合、交配等の作業が複雑で、農家さんの徹底的なサポートが欠かせません。
さらに、種無しスイカは種がありませんから、子孫が残せない特徴があるのです。
そのため、次の代を栽培することができませんから、収穫しても同じ作業を一からやり直さないといけません。
そのような影響から、高値になりやすいのです。
そして何より、スイカと言ったら種があるイメージがありますから、種無しスイカを好まない人もいます。
「味は互角なのに!」と思う人もいるでしょう。
このような栽培や日本人のスイカ観の影響から、残念ながら種無しスイカの認知度はまだ低い状態なのです。
種無しスイカの全種類共通の味の特徴
ここからは、種無しスイカの全種類に共通する風味の特徴を解説しましょう。
種無しスイカの味覚面の特徴には、糖度が高いことと、シャリシャリ感が強いことが挙げられます。
スイカによっては、糖度の数値が低いものもあります。
しかし、種無しの場合はほとんどの品種で高い数値を出していますので、甘いスイカを食べたいならば向いているのです。
そして、果肉が固めの品種が多く、はっきりとした食感が楽しめますから、柔らかめの食感が苦手な人は食べてみると良いです!
特に、小さな子どもに食べさせたい時には、ピッタリのスイカになるでしょう。
種を気にせず丸かじりできますから、スイカの果肉をふんだんに味わいたい人は購入を検討してみて下さい。
まとめ
今回は、種無しスイカの種類や味の特徴について解説しました。
近年の種無しスイカは、果肉の色や大きさを問わず、様々な品種が開発・販売されています。
栽培にかかる手間や時間を考えると、どうしても高価格なりやすいですが、食べてみる価値は十分にあります。
希少価値の高さからあっという間に売り切れてしまいますので、見かけた時は買わなきゃ損ですよ!