スイカの鮮度をできるだけ保つには?~オススメの保存方法はこれ!~

精肉や鮮魚だけでなく、果物にも保存のルールがあるということを、皆さんご存知でしょうか?
保存のルールさえ知っておけば、その分長く美味しく食べることができますよね。
では、これから旬を迎えるスイカは、どういう点に着目すれば良いのでしょうか。
今回は、スイカをベストの状態のまま保存する方法を教えます!

スイカは丸いままの方がベストな状態で保存できる

みなさんは、今まで果物を保存する際、気をつけていたことは何ですか?
例えば、なるべく早めに食べきるようにしたり、傷む部分がないように切り分け方を工夫してみたりした経験があるでしょう。
中には、果物を生のままではなく、ジャムのように加工してしまうという手法を取っている方もいらっしゃるかもしれませんね。

このように色々な工夫がある中、大前提としておさえておきたいのが、そもそも果物というのは食べる前に美味しさを逃さないようする必要があるという事です。
スイカの場合は、食べる直前まで切らず、なるべくそのままの形で保存するようにしましょう。
丸いままのスイカが良い理由には、長持ちする日数が関係してくるのです。

スイカは、丸いそのままの状態ならば、どのくらい長持ちしてくれるのでしょうか?
実は、このような状態だと、基本的には2~3週間くらい持ちますし、長い場合は一か月程度まで長持ちできると言われています。
こうして具体的な日数を聞くと、焦って食べないといけないと思うほど早くはありませんよね。

もっとも、保存している期間が長くなればなるほど、スイカ自身の味は少しずつ落ちてしまうので、その点に関しては注意が必要です。

丸いスイカが傷まずに長期間保存できる、相応しい環境とは?

丸いままのスイカは、多少でも食べられる期間が長くなることが分かりましたが、どのような場所で保存をしてあげると良いのでしょうか?

結論から申し上げますと、スイカは基本的に涼しい場所で保存をしてあげましょう。
例えば、夏場で日光が当たりやすく、暑くなりやすい場所を考えてみて下さい。
当たり前かもしれませんが、他の果物にとっても、このような場所は保存をするのに向いていませんよね。

ところで、私たちは涼しい場所と聞くと、よく冷蔵庫を思い浮かべますよね。
しかしスイカの場合は少し涼しい程度の環境が適しているため、冷蔵庫はかえって冷えすぎてしまい、良くないのです。
もしもスイカを頂いたなら、家の中でも涼しめの場所に置いておくようにしましょうね。

このように、果物の適切な保管方法を知っておくと、みなさんが美味しく食べる時に役立ちますので、是非とも工夫してみてください。

まとめ

今回は、スイカの鮮度をキープする保存方法についてご紹介しました。
スイカは、丸いままの方が2~3週間程度長持ちします。
適切な保管場所は、冷蔵庫ではなく少し涼しめの常温です。
これらのルールを守って保存しておくと、すぐに傷んでしまうということはありません。
しかし果物は何でも、長く保存すればその分、味は徐々に落ちてきてしまいますので、なるべく早めに食べきるようにしましょう。