冬の代表的な果物で栄養面でも優れているみかん。1つ2つ…とたくさん食べてしまうのは、不足しがちな栄養素を補給するためなのかもしれませんね。みかんは特にビタミンCがたっぷり含まれていて、風邪やインフルエンザなどの予防も期待できます。そんなみかんに含まれるビタミンCのすごさをご紹介していきます。
・ビタミンCはみかんの栄養の代表
みかんに含まれる栄養素はビタミン・ミネラル・β−カロチン・クエン酸…など様々ですが、その中でも特にビタミンCが多く含まれています。
ビタミンCには風邪のウイルスに対抗する免疫力を高めてくれる働きがあるので、ビタミンCをたっぷり摂ることで風邪をひきにくい体をつくり、寒い冬でも元気に過ごすことができます。
・1日約3個食べればOK!
成人の1日のビタミンCの必要量は約1000mgと言われています。では、みかん1個にはどれくらいのビタミンCが含まれているのでしょうか?
なんと、みかんには約35mgものビタミンCが含まれているのです!そのため約3個程度を食べればもう1日の必要量を摂取できるんです。みかんは、冬の健康維持には欠かせない果物だったんですね。
・ビタミンCをしっかり摂る方法
ビタミンCはとても壊れやすい性質の栄養素。熱に弱いことはもちろんですが、水にも溶けやすく、また果実が空気に触れて酸化していくことでもビタミンCは減少していってしまいます。
しかしみかんはそんな壊れやすいビタミンCをしっかりと取ることができる果物なんです!みかんは手で剥いてすぐに食べるので、空気に触れる時間も少なく洗って食べることもないのでビタミンCを壊さずにそのまま取ることができるのです。さらに、みかんにはビタミンA・B・Eやその他の栄養素も豊富に含まれるため、バランスも効率もよく栄養摂取ができるのです。
・ストレスを感じる人にも!
風邪やインフルエンザの予防だけでなく、実はストレスが多いと感じる人にも欠かせない果物がみかんです。ストレスを感じるとビタミンCがどんどん消費されていってしまいます。ストレスは寒さや暑さ、疲労、睡眠不足など日常的なちょっとしたことでも感じるもの。ビタミンCは抗ストレス作用のある物質を作るのに欠かせない栄養素なので、みかんを食べてビタミンCをしっかり摂ることで、ストレスに負けない体を作ることにも役立ちます。
みかんを食べて健康促進!
手軽においしく食べられるみかんは、まさにビタミンCの補給源。寒い季節の元気の源といっても良いでしょう。風邪やインフルエンザが流行る冬。旬のみかんをおいしくたくさん食べて、寒い季節を元気に過ごしましょう。