みかんにも種類によってそれぞれ甘さや酸味が違います。でも食べるならやっぱり甘くておいしいみかんが食べたい!そこで、オススメのあま〜いみかんをご紹介いたします!
・驚異的な甘さの「甘平」
「甘平(かんぺい)」は薄い外皮の中にぎっしりと果肉が詰まっていて、甘さもたっぷりの新品種のみかん。見た目は扁平で、房の薄皮はやわらかいのでそのままたべることができます。果実の糖度は1月下旬で13度以上となる極甘のみかんで、一度食べたら虜になること間違いなしです。
・濃厚な甘さの「せとか」
「せとか」は香りや食味のよいみかんを掛け合わせて、いいとこ取りで生まれた新品種。果実は250gと比較的大きく、糖度も高いのが特徴です。みかんの大トロと呼ばれるほどにトロリとしたそのとろける食感や、濃厚でジューシーな味は「文句なしにおいしい!」と評判です。
・マイルドな甘さの「はるか」
口の中でプチプチと弾ける独特の食感をもつ「はるか」は、みかんとポンカンの掛け合わせで作られた新品種のみかんです。食べてみると、マイルドで爽やかな甘さとポンカンゆずりの香りが口の中いっぱいに広がります。糖度も比較的高く甘い果汁がたっぷりと詰まっていて、非常に爽やかな味わいを楽しめるみかんです。
・コクがある甘さの「愛媛みかん」
「愛媛みかん」は瀬戸内の温暖な気候で太陽の恵みをたっぷり受けた、甘くてコクのあるみかんです。10月頃の極早生は爽やかな香りと心地よい酸味があり、11月頃の早生はコクが出て甘みと酸味のバランスが絶妙です。12月頃の中生は甘みが強くコクのある味わい、1月頃の晩生は安定した甘さの「まろ甘」みかんとなります。
・独特な香りと濃厚な甘さの「ポンカン」
「ポンカン」の最大の特徴はそのなんともいえない独特の芳香です。南国を思わせる濃厚な香りと甘さがたっぷり詰まったポンカンは柔らかい果肉で食べやすく、子どもから大人まで幅広い年齢層から愛されています。甘みがギュッと凝縮されたポンカンは、時期によってはみかんよりも人気があります。
・いろいろな種類から自分好みのみかんを探そう
「甘い」と一口にいってもその甘さの種類はみかんの品種・ブランドによって様々です。甘さの濃いみかんをお好みなら「甘平」や「せとか」が、甘さと酸味のバランスがいいみかんがお好みなら「愛媛みかん」を試してみてはいかがでしょう。食感や香りも楽しみたいなら「はるか」や「ポンカン」がおススメです。
新品種の「甘平」「せとか」「はるか」は、まだまだ生産量が少なく高価で手に入りにくいという点もありますが、たまには贅沢にみかんを味わってみるのもいいのではないでしょうか?