ぶどうの種類はこんなにも豊富!~歴史に紐解くぶどうのルーツ~

みなさんは、どのようなぶどうがお好きですか?
現在、果物には豊富な種類がありますが、その中でもぶどうは数がダントツで多いですよね。
種類が多いと、風味だけでなく、見た目にも大きな違いがあり、購入する時も迷ってしまうでしょう。
そこで今回は、ぶどうの種類についてご紹介したいと思います。

簡単に見分けられるぶどうの種類のポイント

まずは、簡単に見分けられるぶどうの種類のポイントをご紹介したいと思います。
みなさんでも分かりやすいのは、見た目ですよね。
今まで購入したぶどうを思い出してみて下さい。

例えば、粒が大きかったり、皮の色が違ったりと、見た目も様々ありますよね。
ご存知かと思いますが、ぱっと見でもその大きな違いが見られるでしょう。
みなさんも、自分が好きなぶどうはどのような見た目だったか、思い出してみて下さい。
人によっては、好きな種類が大きく分かれますよね。

近年では品種改良が進んでおり、より美味しく、食べやすいぶどうも増えてきています。
ですので、細かな種類は分からなくても、まずは見た目で判断して選ぶということができるのです。
例えば、甘さだと粒の大きい物の方が甘い等ありますので、自分の好きなタイプを探してみてはいかがでしょうか?

ぶどうの種類が急増したのはいつ頃から?

現在では、数えきれないほどぶどうの種類がありますが、こんなにも種類が増えたきっかけには何があるのでしょうか?
もともと、国内でも野生のぶどうはありましたが、現在ほどの数ではありませんでした。
急激に増えるきっかけになったのは、明治時代以降だと言われています。

この時代は、急激に外国とのやりとりが増える時期になりますよね。
外国からワイン用や生食用で栽培されているぶどうが、日本にも来ることによって、従来までのぶどうの価値観が変化します。
使用用途によって風味も違ってきますので、様々なレパートリーが増えることが予想できたでしょう。

特に、外国の気候に合わせて栽培されたぶどうは、日本でも同じように育てられるのかというと、そうではありませんよね。
日本でも美味しいぶどうが栽培できるよう、この時期から本格的に、品種改良に力を入れ始めたと言えるでしょう。
現在、種類が豊富なのは、このような事情があったからだと言えます。

日本で栽培しやすい物を作ろうとした結果、種類も豊富になったとなると、農家さんの現在までの努力はすさまじいですよね。
私たちが知っている種類も、この頃から栽培が始められたものがありますので、時間をかけて日本での種類が増えてきたことが分かりますよね。

現在は、粒が大きい品種の栽培や改良に、力を入れている傾向があるでしょう。

参考URL:味の農園
(https://www.ajfarm.com/6336/)

まとめ

今回は、豊富なぶどうの種類についてご紹介しました。
ぶどうには産地だけでなく、皮の色や粒の大きさによって多様な種類があります。
現在のように栽培が広まったきっかけは、外国からの輸入になり、日本でも育てやすい品種を作ることで多様な品種が生まれたということができます。
農家さんの試行錯誤の結果、私たちは長年美味しいぶどうを食べることができたと言えるでしょう。