キウイはアレルギーの発症率が高いフルーツって本当?

キウイは今、健康的なフルーツとしてのイメージが定着していますよね。
しかしキウイは、他のフルーツよりもアレルギー症状が出やすいって、ご存知でしょうか?
今回はなぜ、キウイでアレルギーが起こりやすいのか、そのメカニズムに迫りたいと思います。

キウイに含まれているタンパク質がアレルギー症状を引き起こす

キウイは、数あるフルーツの中でも、アレルギーの発症率が高いものと言われています。
その理由は、含まれているタンパク質にあるのですが、他のフルーツにもこの成分は含まれていますよね。
なぜ、キウイだけが発症率が高くなってしまうのでしょうか?

1つの考えとして、キウイは他のフルーツよりも手軽に食べやすいということが関係しています。
例えば、りんごを食べようと思った場合、皮ごとかじって食べる人もいるかもしれませんが、ほとんどの人は食べやすい形に切ってから食べますよね。
ですので、食べるまでにちょっと手間がかかるでしょう。

しかし、キウイは皮を剥かずとも、2つに切り分けた後、スプーンを使って果肉を食べることができますよね。
つまり、食べるまでの手間が少ない分、様々な場面でデザートとして出しやすいのです。
そうなると、自然と食べる機会が増えますから、アレルギー反応が出てしまう人の割合も多くなりやすいでしょう。

キウイの果肉の色によってアレルギーが出やすいかが変わる

ところで、一言でキウイといっても、全ての品種で発症のリスクが高いとは限りません。
そのポイントは、果肉にあります。
果肉をよく見ると、キウイによっては緑色と黄色っぽいものがありますよね。

実は、果肉が緑色のキウイの方が、黄色のものよりもアレルギー症状が出やすい傾向があります。
ですので、アレルギー関係で不安な人は、症状を起こす成分が少ない黄色い果肉のものを選ぶといいでしょう。
果肉によって、発症のリスクが違うというのは、他のフルーツには見られない特徴かもしれません。

もちろん、黄色の果肉であっても、原因となる成分は含まれていますから、かゆみや蕁麻疹等の症状が出ていないか、不安な人はチェックして下さい。
離乳食として食べされる場合は、よりリスクを少なくするために、加熱してから食べさせるようにすると症状が出にくくなるでしょう。
果肉の色は、味わいや栄養分だけでなく、こんな場面でも違いが出るとなると驚いてしまいますね。

参考URL100均×Sweetsレシピ
(https://ao-recipe.com/kiwi-fruit-allergy-baby-food-17653)

まとめ

キウイの果肉の色合いは、味に影響するだけでなく、アレルギーが出やすいかどうかにも関わります。
そこで、アレルギー症状に不安がある場合は、なるべく黄色の果肉の品種を選ぶと良いでしょう。
美味しいだけでなく安心して食べるためには、今回のようなアレルギー知識は必要不可欠な情報ですよね。
人気のキウイには危険も潜んでいるということを、あらかじめ知っておきましょう。
ただ、ビタミンたっぷりのキウイは美味しいですよね?免疫力を高めるためにも日常で食べられるようになると良いですね。