ついつい食べたくなってしまうみかん。多くの人が箱買いをして、おやつや食後に手をのばしてしまうのではないでしょうか?
実は、そのみかんを上手に食べると野菜にも負けないくらい多くの栄養がとれてしまうんです!
そこで今回は、みかんに含まれている栄養について紹介したいと思います。
みかんを食べて健康な体を目指しませんか?
[みかんにはどんな栄養が含まれているの?]
みかんにたくさん栄養が含まれていると言われて、多くの人が思いつくのはビタミンではないでしょうか?みかんにはビタミンもたくさん含まれていますが、実はそれだけじゃないんです!
まずは皆さんが思いつくビタミンについてです。みかんに多く含まれるビタミンはビタミンCとなっており、免疫力アップに役立ちます。
このビタミンよりも多く含まれ、みかんの最大の特徴と言えるのがβ-クリプトキサンチンです。β-クリプトキサンチンはみかんのオレンジ色を作っている栄養素で、抗酸化作用が強く、発がん物質から細胞を守ってくれます。
他にも、生活習慣病の予防やがんの予防に効果的なβ-カロテンや、便秘や疲労回復に効くクエン酸、コレステロールの低下や便秘の解消に効くペクチンなど、たくさんの栄養素がみかんには含まれています。
[みかんで野菜不足を補おう!]
最近は野菜の値段が高いので、このようにたくさん含まれるみかんの栄養で毎日の野菜不足を補えたら嬉しいですよね。
実は、みかんは1つで1日に必要なビタミンCのおよそ3分の1をとることができます。他にも、β-カロテンの必要量は決められていませんが、みかん1つで十分に摂取することができますし、β-クリプトキサンチンに関してはみかんを始めとした柑橘類が他の野菜よりもたくさん含んでいます。
このようにみかんで野菜不足を補うことは十分可能なのですが、実はその食べ方に注意が必要です。
皆さんは、みかんを食べるとき薄皮を剝がしてから食べてしまっていませんか?
実は、みかんの栄養は薄皮の部分に多く含まれています。つまり、薄皮を剝がしてから食べてしまうとみかんの栄養を十分にとることができないのです。薄皮を剥がしたみかんをいくら食べても野菜不足を補うには不十分です。みかんの薄皮が薄く気にならない種類もあるので、薄皮が苦手な方は自分の好きなみかんを見つけてみてください。そして、みかんの薄皮ごとおいしくいただいて野菜不足を補いましょう。