ももの一大産地である、福島県。
その中でも、特に有名な産地には「桑折町」があります。
ここで栽培されたももは、長年「献上桃」として選定されているため、福島県の中でも名が知れ渡っているのです。
そこで今回は、福島県桑折町で栽培されているももの魅力に迫ってみましょう!
ももの産地としての魅力~①「献上」の実態~
ももの産地として桑折町を紹介する前に、まずは献上品に選ばれることがどれほど凄いことなのかをお話ししましょう。
これは、宮家や皇族で献上されるものですから、その品質や味が評価されなければ選ばれません。
つまり、高貴な身分の人に食べられるほど、最高級のももだと言うことができるのです。
もちろん、献上されているのはももだけではありません。
さくらんぼやトマトでも選ばれているものがありますから、意外と身近にたくさんあるのです。
少し話はそれますが、例えば和菓子の中にも献上品として選ばれている商品があるでしょう。
このように選ばれること自体が快挙なのですが、その産地として桑折町を知っている人は意外と多くありません。
しかしながら、近年は福島県でアピールする機会が増えていますので、もも好きな人だと認知していることでしょう。
何より、桑折町では20年以上献上していますから、ここ最近始まったものではありません。
長年の農家さんの努力が、実を結んだ結果だと言えますね。
ももの産地としての魅力~②ももの選び方~
ところで、献上用のももを選ぶ作業を、産地の桑折町ではどうやっているのでしょうか?
この作業には、機械による品質検査と県の担当者や農協の人が関わり、献上しても良いももを判断していきます。
まず機械による作業では、「糖度13度以上」の最低条件をクリアしたものが選ばれます。
その後、人の目で形や色のチェックが行われて、味も見た目も良いものを選んでいくのです。
その作業には、なんと約2万個のももが対象になっています。
膨大な数を一つ一つチェックしていく労力は、計り知れませんね。
そして、対象となるのはその中からたった180個程度。
まさに、農家さんたちの自信作と言っても過言ではありません。
ここまでで、「私たちには手が出せない…」と思っている人はいませんか?
実は皆さんでも、通販等を利用して味わうことができます。
そもそも桑折町で栽培されているももは、全て高品質ですから味にハズレがありません。
少しリッチなももを味わってみたい人は、是非購入してみて下さい!
まとめ
今回は、ももの産地の一つ、福島県桑折町の魅力について迫りました。
ここで栽培されているももは、皇室へ献上されるくらい高品質ですから、超有名品なのです。
ですが、今までアピールがあまりされることがなかったため、桑折町のネームバリューは知る人ぞ知る状態でした。
自分用・ギフト用問わずにオススメできる産地になりますから、皆さんもリサーチしてみて下さい。