みかんが美味しいのは当たり前ですよね。でも美味しいみかんは皮も使える賢いみかんなんです!今までみかんの皮を捨てていた人が、がっかりするようなみかんの皮の活用方法をご紹介しましょう。
○みかんの皮も食べる!
みかんは実は皮も食べられます。いえ、食べられるどころか、皮は「陳皮(ちんぴ)」と呼ばれて販売もされているんです。漢方の材料にも使われる陳皮の効能を、紹介します。
陳皮には「ヘスペリジン」というポリフェノールの一種が含まれています。ヘスペリジンには血流を良くする効果があり、冷え性の改善に役立ちます。また、アレルギー症状の緩和も期待出来ます。
さらに、香りを嗅ぐだけでリラックス効果や抗不安作用があります。
陳皮にはビタミンCやカロテンも豊富に含まれていますので、美肌効果もばっちりです!
陳皮の作り方はとっても簡単です。
みかんを美味しくいただいた後、皮をきれいに洗います。その際、お湯に3分ほど漬けておくと、消毒出来ます。ワックスなどが心配な場合は消毒しておきましょう。
皮の水気を拭き取り、風通しの良いところで10日ほど天日干しします。カリカリに乾燥すれば完成です。密閉容器などで保存しておけば、いつでも利用出来ますよ!
○みかんの皮で掃除する!
みかんの皮にはにおいを消したり、汚れを落とす、ツヤを出すなどの素晴らしい効果があるんです。それはみかんに含まれている「ペクチン」、「クエン酸」、「リモネン」が働いてくれるからです。
シンクや蛇口など水回りの金属は汚れやすい場所ですよね。そんな時こそ、みかんの皮の出番です。みかんの皮の内側(白い方)で、そのまま磨いてください。水垢や石鹸カスもすっきりきれいになりますよ。みかんを食べたら、ついでに水回りのお掃除をしちゃいましょう。
油性ペンの汚れにもみかんの皮が効果的です。小さなお子さんがいると、ちょっと油断した時にやられちゃいますよね。書いてしまった物の材質にもよりますが、みかんの皮の外側(黄色い方)で磨くと、汚れが取れる可能性があります。
また、陳皮をお湯で煮出して使うことも出来ます。みかんの皮1つ分に100mlの水で煮出して、冷ませばそのまま窓拭きやキッチン周りのお掃除に使えます。
みかんの皮に含まれる成分は、業務用洗剤にも使われているので、その効果は保証済みですよ。
今までみかんは美味しいだけで、皮はそのまま捨てていた人はとってももったいない事をしていましたよね。これからはみかんは皮までしっかり有効活用してくださいね!