いちごのニューフェイス「白イチゴ」~白さの理由と気になる価格に迫る!~

突然ですが、いちごと言えば「赤色」が定番ですよね。
そんな中、近年スーパー等で白いイチゴが販売されているのを目にしませんか?
「白イチゴって美味しいの?」と不思議に思う人もいるでしょう。
まだまだ知られていない情報が多いですよね。
今回は、いちごの中でも「白イチゴ」に注目し、白色の理由や価格についてお話ししましょう。

いちごの中でも白イチゴが白い理由は?

いちごのイメージ―カラーは「赤」ですが、なぜ白イチゴと呼ばれる品種が登場しているのでしょうか?
これには、いちごが色づく理由と関係しています。
そもそも私たちが知っている赤いいちごは、太陽の光に当てられることで色づき始めますよね。
このメカニズムは、光が当たることで色素のアントシアニンが発現することで起こりますから、いちごの特性によるものになります。

上記の話を前提として考えると、白イチゴは色が付かない状態を示します。
その理由には、遺伝的な背景からアントシアニンが合成できなかったり、そもそも発色がしにくかったりする特性を抱えていることが挙げられます。
つまり、アントシアニンが発現しなかったことが、白イチゴのポイントになるでしょう。
このような特性が出てしまうのは、美味しいいちごを作ろうとする、品種改良による影響が大きいのです。

そして、現在流通している白イチゴは、品種改良が進んだ結果、意図的に白くすることが成功した品種たちになります。
いちごに限らず、他のフルーツでも発色にアントシアニンが関係していることがありますよね。
いちごの場合は、イメージカラーの発現に欠かせない存在だったのです。
その有無が、新しい品種のきっかけになっていると理解しましょう。

一般的ないちごの価格の2倍?~白イチゴは高級品~

栽培過程において、通常のいちごよりも白イチゴには手間暇がかけられていますよね。
それは、販売価格にも当然反映されます。
通常の赤いいちごの販売価格よりも2倍の価格になっていることが多いですから、スーパー等で見かけても、中々手が出せない人もいるでしょう。
また、価格設定が高い品種だと、10粒程度で1万円することもあります。
価格設定を比較すると、もはや高級品として扱われているのと同じですよね。

通常のいちごと同じように気軽に購入することは難しいかもしれませんが、購入する機会があった時は是非食べてみて下さい!

まとめ

今回は、近年登場しているいちご「白イチゴ」についてお話ししました。
そもそも白イチゴは、品種改良の途中で発見されたいちごになるため、研究の結果登場した品種になりますよね。
美味しいいちごを追求した結果になりますから、ひょっとするとこれからどんどん種類が増えてくるかもしれません。
一方で、まだ希少度の高いいちごになりますから、それなりの価格がすることは覚えておきましょう。