みかんを揉むと良い?~揉んでおいしく食べやすく!~

「みかんを揉むとおいしくなる」という話を、皆さんは聞いたことがありませんか。
一度は聞いたことがあっても、本当にみかんを揉めばおいしくなるのか、疑問に思っている人は多いでしょう。
本記事では、そのような疑問にお答えするため、みかんを揉むと何が起こるのかについて、詳しくご紹介していきたいと思います。

みかんを揉むと甘くなる!

みかんを揉むと得られる効果の1つ、それが「甘さのアップ」です。
では、何故そのようなメカニズムでみかんの甘さが増すのでしょうか。

そもそも、みかんの酸味の基となるのはクエン酸です。
みかんを揉むとみかんの皮が傷つきます。
その傷ついた皮を修復しようと、みかんはクエン酸を消費するのです。

みかんの糖度自体は変化しないのですが、クエン酸が減り、酸味が減ることで甘く感じるというわけです!

従って、みかんを揉んですぐ食べるのではなく、ある程度の時間をおいてから食べる方がより効果を得られるのですね。
しかし、みかんを揉むと傷むのも早くなるため、揉んだら何日も放置するようなことはやめましょう。
皆さんも、よりおいしく食べるために、みかんを揉んでみて下さい!

みかんを揉むと皮がむきやすくなる!

みかんを揉むと得られるもう1つの効果が、「皮のむきやすさ」です。
その方法をご紹介します。

まず、みかんを手のひらで軽く揉むのです。
すると筋と房がはがれやすくなり、皮がむきやすくなります。
そして、ヘタではない、みかんのおしりの方に指を入れます。
親指を入れたならば、そのままみかんの中に指を差し入れて、皮ごと半分に割ります。
その際、へたの部分は繋げたままにしておくことに注意してください。

半分になったみかんを、さらに4分の1にしましょう。
4分の1になったら、そのまま皮をむくのではなく、へたに近い部分から房をはがすようにむきます。
この時、筋ができるだけ皮に残るようにするのがポイントとなります。

ここで、みかんの皮がむきやすくなるその他の方法もご紹介しますね。
1つ目は、みかんを熱湯に1分間程浸けることです。
2つ目は、へたの周りだけ残すことです。
いろいろと試して下さいね!

まとめ

今回は、みかんを揉むと得られる2つの効果、甘さアップと皮のむきやすさについてご紹介しました。
みかんを揉むことで実際に効果が期待できるなんて、驚きですね。
コツは、揉んで少し経ってから食べ始める事です。

私もみかんを食べる時はだいたい揉むようにしていますが、揉まない時よりおいしく食べることができています。
皆さんもみかんを揉み、おいしく、食べやすくしていただきましょう!