妊娠中は、お腹の中にいる赤ちゃんのためにも、たくさんの栄養を摂らなければなりませんよね。
そこで、妊婦さんにおすすめしたい食材が、みかんです!
みかんは、爽やかで食べやすいですが、その栄養効果も素晴らしいのです。
今回は、みかんが妊娠中に良い理由をご説明したいと思います。
みかんが妊娠中に良い理由
みかんは果物の中でも栄養価がとても高いです。
ビタミンC、ビタミンA、クエン酸、カリウムなど、たくさんの栄養成分が含まれています。
では、みかんのそれぞれの栄養成分が妊娠中に良い理由をご説明しましょう。
ビタミンCは、免疫力を上げる事で、有名ですよね。
妊娠中は、赤ちゃんのために、風邪をひかないようにしなければならないので、ビタミンCは妊婦さんに積極的に摂ってもらいたい成分の一つです。
他にも、妊婦さんがビタミンCを摂った方が良い理由があります。
ビタミンCには、妊娠中に必要な鉄分や葉酸という、栄養素の吸収を高めたり活性化させたりする効果もあるのです。
みかんには三個で一日分を補えるほどのビタミンCが含まれていますから、妊娠中におすすめしたい果物と言えるでしょう。
また、みかんに含まれる植物性ビタミンAは、胎児の成長に欠かせない成分なので、妊娠中に積極的に摂りたい栄養分です。
まだあります!
みかんに含まれるクエン酸には、疲労回復効果があるので、ホルモンバランスの影響や体の変化により、疲れやすい妊娠中に良いのです。
さらに、みかんに豊富なカリウムは、余分な水分を排出する働きがあるので、むくみやすい妊娠中にぴったりです。
いかがです?
みかんは妊婦さんの味方ですよね!
みかんも妊娠中に食べ過ぎるのはNG
みかんには、妊娠中に食べるべき理由がたくさんありました。
しかし、だからといって、食べ過ぎは禁物です!
みかんは、果物ですので、果糖が多く含まれています。
食べ過ぎると、妊娠糖尿病という恐ろしい疾患しかかってしまう恐れがあります。
妊娠糖尿病とは、妊娠中のホルモンの影響で起こる、糖代謝異常によって引き起こされる疾患です。
妊娠中は、血液中の糖分を消費する力が低下するため、糖質を摂取しすぎると、血糖値が上がってしまうのです。
妊娠糖尿病が悪化すると、早産や胎児発育不全・胎児機能不全を引き起こす恐れがあります。
また、出産時に大量出血する可能性も高まり、母体の命も危険にさらされるリスクがあります。
ですので、くれぐれも適量を守り、みかんを妊娠中に食べ過ぎないようにしましょう。
まとめ
ここまで、みかんが妊娠中に良い理由と、妊娠中の糖質の摂り過ぎの恐ろしさについてご説明してきました。
みかんに含まれる栄養素は、妊娠中に良いものばかりだという事がわかったと思います。
ですが、どんなに栄養がある食べ物でも、食べ過ぎは良くありません。
みかんの大きさにもよりますが、だいたい1日に1~2個食べるようにするのが望ましいでしょう。
バランスの良い食事を心がけて、元気な赤ちゃんを産んでくださいね。