桃を食べる時、皮をむいて食べる人がほとんどだと思います。
でも実は、農園の人たちには皮ごと食べる習慣があるそうなんです。
桃を丸ごと食べるメリットや、その食べ方について、まとめてみました。
○桃を皮ごと食べるメリット
桃を皮ごと食べてもらいたい理由の1つは、桃の1番甘い部分が、皮のすぐ近くにあるからです。
皮をむいてしまうと、その1番甘い部分まで削ってしまっていることになります。
これってとてももったいないことですよね。
それから、桃の皮には「カテキン」が含まれているというのも、皮ごと食べてもらいたい理由の1つです。
お茶の成分としても知られている「カテキン」には、強い抗酸化作用があるのをご存知でしょうか?
それにより肌の老化を防いだり、生活習慣病を予防する効果が期待できるんです。
また「カテキン」には抗菌作用もありますから、感染症の予防や虫歯・口臭予防にも効果的とされています。
その他にも、皮には「ビタミンE」や「ナイアシン」も含まれています。
これらは桃の実にも含まれていますが、皮ごと食べることによって、さらにたくさんの量を摂取できますよ。
○桃を皮ごと食べる方法
桃を皮ごと食べる1番簡単な方法は、水でしっかり洗ってそのまま丸かじりです。
そうすれば桃の皮表面にあるうぶ毛もとれ、気にせず食べられます。
皮をむく手間も省け、甘さも一層感じられるはずです。
それから、皮ごとジャムにするのもお勧めです。
それなら皮ごと食べるのに抵抗がある人でもチャレンジしやすいと思います。
皮は細かく刻んで果肉と一緒に煮込むだけで、普通のジャムと同じように作れますよ。
また、桃をミキサーで細かくしてスムージーなどにするのも、簡単に皮ごと食べられる方法です。
○桃は皮ごと切ろう!
桃を皮ごと食べる場合もそうでない場合も、桃は皮をむかずに切るのがお勧めです。
皮をむいてから切るとべちゃべちゃしてしまったり、せっかく美味しい果汁が流れてしまうことになります。
桃を皮ごと切る方法は、まずタネを避けるように一周ぐるりと切れ目をいれます。
そのままねじるようにすると、半分にはずれます。
もしはずれなかった場合は、8等分まで切れ目をいれてから、1つずつはずしていきます。
この時必ず桃は縦に切れ目をいれるようにします。
そうすることで甘さの偏りがなく、切り分けることができます。
桃は皮ごと食べた方が甘くて美味しく、美容や健康にも効果的です。
ぜひ今日から桃は皮ごと食べるを新習慣にしてくださいね。