フルーツには、甘さ、酸味等の風味がありますよね。
新高梨の場合は、ただ甘いという表現にはとどまりません!
実は、厳密に分析をしていくと、うま味もあるのです。
今回は、甘みとうま味を比較しながら、新高梨の魅力に迫りたいと思います!
新高梨は甘いだけではない!～新高梨のうま味って何?～
新高梨を始めとして、梨には一般的に「甘い」というイメージがありますよね。
ですが、その甘いという表現の中には、うま味が関わっているのです。
ここで簡単にですが、「うま味」の説明をしましょう。
うま味とは、私たちが料理や食材をそのまま食べた時に、「美味しい」と感じる味の基本の1つになります。
美味しいと感じる味の土台には、甘味や苦み、酸味、塩味、うま味といった5つの味が関係しています。
食べ物によっては、どれか一つが極端に感じられたり、複数感じることで美味を感じたりすることがあるでしょう。
極端な例ではありますが、料理の味付けをする際に、「この調味料を使うの?」という時がありますよね。
調味料と料理の完成形の味を考えると、イメージからかけ離れているということもあります。
5つの土台となる味は、お互いに影響したり、調理や食事の要因で変化したりして、私たちに「美味しい」という感じ方を生み出しているのです。
たった一つのフルーツではありますが、味の分析はこのような部分で判断されているのです。
奥が深いですよね!
新高梨は「甘い」、「うま味」どちらが強い?
ここで、本題となる新高梨が甘いか、うま味が強いかというテーマに迫ってみましょう。
この難題に明確な答えがあると助かるのですが、実際のところは両方とも同じくらい感じられることになります。
そのため、どちらか一方という形ではありません。
しかし、新高梨の場合は甘みがあるというのが魅力になりますので、甘味の方が強いと言えるでしょう。
気になった人は、いつもよりじっくりと味わって食べてみて下さい!
余談ですが、実はうま味というのは日本人が発見したものなのです!
私たちの味覚や食事の考え方は、意外と身近にあったことに驚きますよね。
何より、「UMAMI」として世界の共通用語になっているくらいですから、世界中の人と同じ話題を共有できるでしょう。
ちょっと難しい話題ではありますが、勉強になりますね。
まとめ
今回は、新高梨が甘いのかどうか、うま味と比べるとどうなのかというテーマでお話ししてきました。
新高梨には、どちらの要素も揃っているのですが、甘味の方が少し強く感じられるフルーツになります。
また、他の梨の種類で食べ比べをしてみると、より今回の話が理解できるようになるでしょう。
何気なく食べている梨でも、味を意識してみると面白いですね!
