みなさんはどれくらい知っている?~梨の種類を学ぼう~

近年、品種改良や研究が進み、果物には様々な品種が登場してきました。
一言で梨といってもその栽培方法は幅広く、店頭でも様々な品種を目にしますよね。
そもそも梨は大きく分けると3種類に分類されるのですが、これ、みなさん知っていましたか?
今回は、基本的な梨の種類について、ご説明しましょう。

スーパー等で見かけることの多い梨の種類は「和梨」

みなさんがスーパー等で見かけることの多い梨の種類は、日本で栽培されている物になります。
これを、「和梨」と言います。
見た目は、丸い球のようになっており、りんごに似たような形になっていますよね。
値段は手ごろな物もありますので、食べている人が多い種類かもしれません。

その和梨には、風味によって、さらに2つに種類が分かれます。
1つは、食べた時に甘みを感じることができるような種類である、「赤梨」になります。
これは、皮が茶色系である特徴があり、十分な梨の甘さを感じたい人向けの物になるでしょう。

もう1つは、「青梨」という種類で、見た目は淡い黄緑色の皮をしている物になります。
赤梨との違いは、甘みの風味がすっきりとしているところになるでしょう。
程よい甘さに病みつきになっている人も、多いかもしれませんね。

洋梨と中国梨~和梨以外の梨の種類~

ところで、和梨以外にはどのような梨の種類があるのでしょうか?
他の種類には、洋梨と中国梨があります。
洋梨は、ケーキで使われる果物として有名ですので、知っている人も多いでしょう。
どちらかというと、生で食べるよりも、お菓子として加工されることがほとんどです。

栽培の仕方にも、違いがあります。
他の梨とは違い、洋梨は栽培過程で熟成させる期間がありますので、より甘みを増すことができますよね。
じっくりと栽培されていると言っても良いでしょう。

その一方で、中国梨はあまり日本で見かけることはありません。
実は、上手く栽培が根付かなかったため、日本ではメジャーな種類にならなかったのです。
しかし、その風味は和梨と一緒で、和梨よりも甘みがあると思って下さい。
果物らしい完熟さを求めたい人には、オススメの品種になるでしょう。

今回の記事では、大きな分類の3種類をご説明しましたが、興味のある種類は見つかりましたか?
みなさんにとって、今まで食べたことのない梨もあったかもしれません。
特徴を知っておくと、お菓子作りに向いている物や、自分の好みに合った物を見つけられますよね。

まとめ

今回は、基本的な梨の種類、3種をご説明しました。
梨には栽培方法や品種によって、見た目の特徴や食べた時の風味がそれぞれ変わってきます。
また、お菓子等に加工するのに適した種類が梨にはありますので、ただ生で食べるだけではありません。
風味が気になる人は、一度梨の食べ比べをしてみると、自分の好みの風味が見つかるかもしれませんね。