高級みかんや変わり種みかんってどんな柑橘?

みかんは季節を問わずいつでも食べたくなるフルーツです。夏は冷たい冷凍みかん、そして冬はこたつの上にみかんを並べるのは日本ならではだと言えます。

ついつい手が伸びて食べ過ぎてしまうのは、皮が薄くみずみずしい実から溢れるはちきれんばかりの甘さと酸味がなんとも言えないからです。

その中でも特に高級と言われるみかんや、少し変わり種の柑橘類などは贅沢な一品になっています。いつもよりグレードアップしたみかんを食べたい!という場合や、大切な方に贈答品として高級みかんをプレゼントしたいという場合は選んでみてはいかがでしょう。

 

愛媛を代表する高級品!「媛まどんな」

12月上旬から1月中旬が旬の「媛まどんな」は、天草と南香を交配させてできた新たな品種です。

その食感はまるでゼリーのようで、滑らかさとたっぷり果汁を含んだ実が食べる人を魅了します。甘みが強く酸味がほぼ感じられないことから、お年寄りから小さなお子さんまで誰にでも好まれる柑橘です。

ただし皮がとてもやわらかいので、手で剥いて食べずに8つにカットして食べると食べやすいでしょう。

家庭用と贈答用では値段も差があるので、自分が食べる時には気軽に食べることができる値段のものを選ぶと良いでしょう。

 

濃厚な味わいが特徴の「せとか」

清見とアンコールを掛け合わせた品種に、もう1つタンゴールも掛け合わせ作られた品種が「せとか」で、温州みかんより少し大きな形が特徴の高級みかんです。

旬は2月上旬から3月下旬で、酸味は強くなく濃厚な甘味が特徴です。果皮は薄いので手で剥くとオレンジの爽やかな香りが漂い、簡単に食べることができます。

ただし皮と実がくっついてうまく剥くことができない場合はカットして食べても良いでしょう。内皮はとても薄いため、そのまま食べてもおいしく頂けます。

 

贈答品に喜ばれること間違いなしの「天草」

1月下旬から2月下旬が旬の「天草」は、清見タンゴールと興津早生みかんとを掛け合わせた品種に、さらにページオレンジを掛け合わせて作られたとても希少な品種です。

育成地は長崎県の口之津で、熊本県の天草諸島が見える場所のため「天草」という名称が付けられています。

見た目はオレンジの形に似ていますが、果汁はたっぷり、そして甘みもあっさりとした口当たりが特徴です。

果皮が薄く、手で剥くと果汁がこぼれてしまうのでカットして食べたほうが食べやすいでしょう。贈答品に送るとめずらしい品種のため喜ばれます。

 

魅力たっぷりの高級みかんをぜひ!

高級みかんはどれも食べて見たいと思わせる魅力あるものばかりですが、なかなか一般では手に入りにくいのでオンライン通販などで取り寄せて購入することをお勧めします!

こだわって大切に育てられたものばかりですので、自分へのご褒美はもちろんのこと、贈り物にも喜ばれる品だと言えます。ぜひこの機会に一度口にしてみてはいかがでしょう。