効率的にビタミンCを補給するなら、みかんを食べよう!

みかんに含まれる代表的な栄養素として思い浮かぶのは「ビタミンC」だと思います。

ビタミンCは美肌のために注目される栄養分ですが、その理由はコラーゲンを作るために必須であることが挙げられるでしょう。さらにメラニンの生成に働きかけることでシミなどを予防し、体に侵入した細菌やウイルスを退治します。

風邪を引いた時や予防をしたいなら、みかんを食べると良いと言われるのはビタミンCが免疫力を高めると考えられているからです。

他にも血液や目の水晶体など、体の中の水溶性の部分のサビを取る働きや、疲れたビタミンEをもとに戻す働きをするなど、生きていく上で必要不可欠な栄養素だと言えます。

 

ビタミンCは一度に多く摂れば良いわけではない

ただしビタミンCは多く摂れば摂るほど体に多く吸収されるわけではありません。例えばビタミンCを180mg摂るとそのうち80~90%は吸収されますが、摂る量を1,000~5,000mgに増やすと増やした分から吸収される量自体は増えますが吸収率でみると21%まで低下します。

 

みかんからビタミンCを摂るのは効率的!

みかん100gに含まれるビタミンCの量は35mgですので、一度にたくさん摂るより少しずつ摂るほうが吸収されやすいことを考えると、みかんを食べてビタミンCを補うことはとても効率的だと言えます。

成人が一日に必要なビタミンCの量は100mgですので、一日に三個みかんを食べれば一日のビタミンCの必要量をクリアすることができます。

 

時間を分けて摂ることもみかんからなら可能!

また、ビタミンCは水溶性なので、体に蓄積されず2、3時間経てば尿として体外に排出されます。同じ時間に一度に摂るより時間を分けたほうが良いでしょう。

 

水に溶けやすい性質もみかんなら守られる!

しかもビタミンCは熱に弱く水に溶けやすいので水洗いすれば流れて落ちてしまいます。しかも空気に触れると酸化してしまうので、果物や野菜に多く含まれる栄養素でありながら、水洗いや調理にむかないと言えるでしょう。

みかんの場合には果皮や薄皮で包まれていることから、含まれるビタミンCもガードされている状態なので空気に触れることも失うことも少なくそのまま口にすることができます。

 

みかんを食べて美しく健康な体をキープ!

みかんは不足しがちなビタミンを手軽に摂取できる優れた果物です。免疫を高めるだけでなく、美白効果やむくみ解消、血液サラサラなど食べると健康維持に様々な影響が期待できます。

また、食物繊維も豊富なので便秘にも良いですし、クエン酸も含むので疲労回復のサポートにもなります。

おいしく健康や美容が維持できる食べものですので、一日三個を目標に積極的に食べてみることをお勧めします!