様々なみかんの中で、ビタミンCが豊富な品種は一体なに?

みなさんはみかんの品種をいくつご存知ですか?
温州みかんに愛媛みかん、ポンカン、せとか、みかんにはたくさんの種類があります。
今回はそんな様々なみかんの中からビタミンCが豊富な品種を紹介していきたいと思います。一番ビタミンCが豊富に含まれている品種は何だと思いますか?

[希少品種せとか]

「柑橘の大トロ」と呼ばれるせとかですが、そのジューシーでとろけるような食感、口いっぱいにあふれる果汁、そしてみずみずしい香りに加え、ビタミンCもたくさん含まれています。その量なんと、およそ57mgにもなります。1日のビタミンCの摂取基準値が100mgであることを考えると、摂取しなければいけない量の2分の1以上含まれているので、驚きですよね。

せとかはまだまだ生産量・流通量が少ない希少品種となっているので、スーパーなどで見かけることはないかもしれませんが、みかん好きの中では究極の柑橘として愛されています。皮も薄く、種もないので老若男女関わらず安心して食べられます。ぜひ一度食べてみてはいかがでしょうか。

[丸かじりできるきんかん]

皮も果実もそのままガブっと丸かじりできるきんかんですが、その小ささに反してビタミンCがたくさん含まれています。その量、およそ49mgです。温州みかんにビタミンCはおよそ35mg含まれていることを考えると、あれ程小さな実にこんなにもビタミンCが含まれているのは驚きですよね。

きんかんは柑橘類の中では最も実が小さくガブっと丸かじりできるのが特徴です。特に「完熟きんかん」は皮だけではなく果実も十分に楽しむことができ、かんだ瞬間に甘い爽快感が口いっぱいに広がります。酸味も強くなく、小さなお子様も楽しむことができる食べやすさが魅力となっています。

[ほろ苦さを楽しめる土佐文旦]

一房が大きく食べごたえを楽しむことができる土佐文旦には、およそ45mgのビタミンCが含まれています。
酸味が弱く甘みの強い食べやすい土佐文旦ですが、甘みの中に爽やかなほろ苦さを感じることができます。プリプリの果肉と噛んだ瞬間にあふれる果汁に魅了され、年々ファンが増えている品種です。日持ちがとても良く、贈り物にも最適と多くの人に愛されています。

ビタミンCが多く含まれているみかんを紹介してきましたが、自分の好みの品種はあったでしょうか?
初めて聞く品種がある方はこの機会にぜひ一度食べてみてはいかがでしょうか。もしかすると好みのみかんに巡り会えるかもしれませんよ。
特に新品種のせとかはお勧めですよ!