みかんに多く含まれるビタミンCの上手な取り方を知っていますか?

みかんにはビタミンCがたくさん含まれているのは皆さんご存知だと思います。
しかし、ただ食べているだけでは、みかんに含まれているビタミンCを上手に摂取できない、ということを知っている人は案外と少ないのではないでしょうか?
そこで今回は、ビタミンCの上手な取り方を解説して行きたいと思います。
ビタミンCの上手な取り方を知った上で、おいしくビタミンCを摂取していきましょう。

[みかんの上手な食べ方は?]

ビタミンCを上手に摂取するためには、みかんを薄皮ごと食べる必要があります。ビタミンCは水溶性ビタミンなので、簡単に溶けて尿中に排泄されてしまいます。そのため、みかんの薄皮ごと食べることで、ある程度ビタミンCが守られて排泄されにくくなります。また、みかんの薄皮には高血圧の予防や中性脂肪の分解に役立つヘスペリジンや食物繊維のペクチンも多く含まれているので、みかんの栄養を十分にとることができます。
また、先程も述べたようにビタミンCは水溶性ビタミンなので、摂取しても溜め込むことなく体外に排出されてしまいます。そのため、毎日きちんと摂取することが必要です。ビタミンCを多く含む野菜を毎日食べるのは飽きてしまうかもしれませんが、食後やおやつにみかんを毎日食べることはそれほど苦にはなりませんよね。いろいろな食べ方を試してみたり品種を変えてみたりしながらおいしくビタミンCを摂取しましょう。

[こんな生活習慣はダメ!?]

これまで、ビタミンCの上手な取り方についてお話してきましたが、いくら上手に摂取しても使い過ぎてしまってはビタミンCが足りなくなってしまいますよね。皆さんが普段何気なくしている習慣によってはビタミンCを大量に消費してしまっています。自分が当てはまらないかチェックしてみて下さい。
まずは喫煙です。タバコ1本で1日の必要摂取量の4分の1〜必要摂取量すべてを消費してしまいます。また、副流煙でも消費されるので注意が必要です。
次にアルコールです。お酒の分解を助けるためにビタミンCが消費されてしまいます。飲みすぎには十分注意しましょう。
また、ストレスの多い人や激しい運動をする人、風邪をひきやすい人も注意が必要です。
これらの生活習慣に心当たりがある人もいるのではないでしょうか?
せっかく上手にとったビタミンCが無駄になっているかもしれません。おいしく健康的にビタミンCをとるためにも、これをきっかけに生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか。