りんごで痩せるのは危険?りんごダイエットの本当の効果とは

なにか1つのものだけを食べるダイエットは、食事のバランスを崩しますよね。
りんごダイエットも一時期流行しましたが、今では単品ダイエットをする人も珍しいと思います。
でもりんごがダイエットの強い味方なのに、変わりはありません。
りんごで痩せる本当の効果とは、いったいなんなのでしょう。

りんごダイエットが危険な理由

流行したりんごダイエットは、3日間りんごだけを食べるダイエット方法です。
りんご1つのカロリーは150Kcal前後ですから、例え毎食2個ずつりんごを食べたとしても、150×6で900Kcalにしかなりません。
成人女性の1日に必要なカロリーは1700Kcal〜2000Kcalと言われていますので、比べると極端に少ないことがわかります。
それだけ少ないカロリーしか摂取していなければ、痩せるのは当たり前です。
でも3日間が終われば、またいつも通りの食事に戻しますよね。
3日間我慢した分、食事量が増える可能性もあります。それでリバウンドする人が多く、余計に痩せにくい体になり、りんごダイエットは痩せるどころか危険だと判断されるようになりました。

それでもりんごはダイエットの味方!

極端なりんごダイエットはお勧めできませんが、りんごは「デトックス」の観点から見ると、とっても効果的です。
りんごには食物繊維やカリウム、ポリフェノールが豊富です。
食物繊維は整腸作用があり、便秘解消に役に立ってくれます。
カリウムはむくみを解消してくれます。ポリフェノールは血流を良くしてくれます。
そう、りんごに豊富に含まれる栄養素は、体に溜まった老廃物をすっきりさせてくれる効果があるんです。
その結果、「りんごで痩せる」につながる可能性は大いにあります。
ですから、食べ過ぎてしまった次の日や、週1回のデトックスデー、便秘が気になる時などに、1食りんごに置き換えて食べるのはお勧めです。
また、プチ断食のルールで、りんごだけを食べてもいいとするのもよいでしょう。
その際3日は長すぎるので、1日から始めて、長くても2日までにするのがお勧めです。あくまでストレスにならない程度にとどめておくのが大切なのです。

アップルテスト

最後に、りんごを使った食べ過ぎ予防の方法を紹介します。
なんとなく小腹がすいたなという時に、今りんごが目の前にあったら1つ丸々食べられるかな?と考えてみてください。
もし1つはちょっと…と思ったときは、本当の空腹ではありません。
りんご1つ食べたい!と感じたのなら、りんごを1つ食べればいいのです。
ぜひ試してくださいね。