◆甘いスイカの見分け方
スイカの平均糖度は、11%ほどと言われています。最近では光センサーで糖度を判別し、糖度を明記して売っているものも多くなりましたね。糖度が明記されていれば迷わず買うことが出来ますが、そうではない場合はどこを見たらいいのでしょう。
まず、スイカを丸ごと買う時に見るポイントです。
スイカを丸ごと買う時は、なるべくまん丸で、形の良いものを選びましょう。色は緑と黒がはっきりしていて、黒が濃いものがオススメです。それから、模様がギザギザしているものが、甘い傾向にありますよ。最後に、もしスイカの底を見れたら、花落ちにある茶色の丸が小さいものを選べば、ほぼ間違いなく糖度の高いスイカです。
次に、カットしてあるスイカを選ぶ時のポイントです。
カットしているスイカは、タネが黒々しているものを選びましょう。白くて薄いタネは、ない方が甘いです。タネの周りに少し空洞があって、果肉部分の赤と果皮の白色の境目がはっきりしているものがオススメです。
カットされているスイカは、皮の部分も中身もチェック出来るので、選びやすいですよ!
◆スイカの糖度は品種で違う?
スイカ全体の平均糖度は11%ほどですが、平均糖度が12%を超えるブランドスイカもあります。
○縞無双(しまむそう)
皮の緑色と縞の黒が濃く、果肉がややかためなのが特徴です。ほどよい甘みとシャリ感があり、果汁も豊富です。
○植木スイカ
熊本を代表するスイカです。4月頃から夏までと、長い間楽しめるブランドです。中心部だけでなく、皮ぎりぎりまで甘いのが特徴です。
○ 姫甘泉(ひめかんせん)
小玉ですので、ご家庭でも丸ごと買いやすいスイカです。シャリ感が強く、非常に甘く、薄い皮の際まで甘いのが特徴です。
○甘幸(かんこう)
最高糖度が14度と言われる“しあわせになれる”スイカ。皮の際までしっかり赤くて甘い、幻のスイカとも言われています。千葉県のしあわせスイカ農園のオリジナルブランドです。
甘いスイカの見分け方さえわかれば、次からはスイカを叩かなくても美味しいスイカを選べますね。ブランドスイカも、ぜひ1度お試しください!