みかんの有名な産地と言えば、和歌山県や愛媛県、静岡県が有名ですよね。なぜならみかんの収穫量トップ3がこの3県だからです。
どの県も様々なブランドみかんがあり、それぞれ特徴があります。その違いを比べてみましょう。
○和歌山県
和歌山県の代表みかんと言えば「有田みかん」。その中でも限定地区で栽培されたものを「新堂みかん」や「田村みかん」などと呼び、温州みかんのトップブランドとして人気があります。
和歌山県のみかんは、ブランドにもよりますが、ほどよい酸味とすっきりした甘さのものが多いように思います。果肉がしっかりとしていて食べ応えもあり、昔から愛されているみかんの味を楽しめます。甘さと酸っぱさのバランスが良いみかんが好きな人には、和歌山県産みかんのお取り寄せがお勧めです。
○愛媛県
愛媛県のみかんはとにかく甘い!愛媛県が開発した新品種の「紅まどんな(媛まどんな)」や「甘平」が、その特徴を物語っています。
愛媛県は新品種の開発に力を入れていて、「みかん研究所」という施設で日々試行錯誤を繰り返しています。その成果が「紅まどんな(媛まどんな)」や「甘平」なのです。
新品種は甘さだけでなく、食感も新しいのが魅力です。「紅まどんな(媛まどんな)」はゼリーのようなぷるぷるの食感で、「甘平」はシャキッとした食感になっています。甘いみかんが好きな人や、今みでのみかんでは物足りない、新しいみかんを食べてみたい人には、愛媛県産みかんのお取り寄せがお勧めです。
○静岡県
静岡県で生産されるみかんのほとんどが、温州みかんです。ブランドみかんとしては、「三ケ日(みっかび)みかん」や「青島みかん」が有名ですよね。「三ケ日みかん」の特徴と言えば、コクのある味わいです。あげる水の量を徹底的に調整して、糖度をコントロールしています。
さっぱりとした中にも濃縮された甘みがあり、海外でも人気です。と言うのも、日本から輸出しているみかんの4分の1が静岡県産なのです。遠い海の向こうでも食べられているコクのあるみかんを食べたいなら、静岡県産みかんのお取り寄せがお勧めです。
各県のみかんの大まかな特徴を挙げてみました。もちろん同じ県でも農家さんによって多少違ったり、その年の気候に左右されることはあります。あくまでも参考程度に留めて、お好みのブランドみかんをお取り寄せしてもらえたらいいと思います。