梨が食べ頃になる季節は品種によって違う!

スーパーでは1年中、季節に関係なく数多くの食べ物が販売されていますが、それらにも必ず、旬の時期というものがあります。
果物は、完熟した時期に食べることができると、より美味しく食べることができるでしょう。
今回は、果物の中でも梨に注目して、大まかな食べ頃の季節をお話ししたいと思います。

梨の食べ頃の季節は、基本的に夏から秋にかけて

梨が食べ頃となる季節は、一般的に夏から秋頃だと言われています。
梨の品種によっては、早い物だと7月くらいから市場に出回りますので、夏に食べることもできるのです。
私たちの一般的なイメージは、秋だと思われていますが、実際は少し早い時期から出回っているのですね。

梨の食べ頃が秋だというイメージには、梨の流通が関係しています。
よく秋になると、梨の流通が本格的になり、スーパーでも見かけることが多くなってきますよね。
私たちが商品として見かける段階は、主に秋になりますので、梨は秋の果物というイメージがついたのかもしれません。

また、品種によって食べ頃にはばらつきがありますが、多くの場合、出荷のピークは秋頃に集中することが多いことも理由の1つかもしれません。
このように秋の果物に梨が位置付けられている理由には、流通の状況が関係しているでしょう。

梨の季節は秋に限らない~冬場も食べられる品種がある~

梨の美味しい季節は、大体秋だということが分かりましたが、ちょっと待って下さい!
梨と言っても、その種類は豊富にありますよね。
そのため、秋が終わってしまっても、冬が食べ頃になる梨があることを知っているでしょうか?
冬でも食べられる梨があると、梨好きの人は嬉しいですよね。

冬が美味しい季節になる梨には、例えば、新雪や新興梨、愛宕梨というような種類が挙げられるでしょう。
品種の中には、初めて聞いた名称があるという人もいるかもしれません。
これらの品種は、秋の終わり頃である11月、12月くらいが旬になり、1月くらいまで流通されることになります。

ほとんどの梨は、基本的に10月が出荷や旬のピークになりますので、その時期が1カ月くらいずれていると思って良いでしょう。
冬場に出荷される梨は、長いと春頃まで食べることができますので、冬に見かけた時は上記の品種が出回っていると思っておいて下さい。

梨がメインとなる時期は秋ですが、冬場が美味しい品種があることも覚えておきましょう。

まとめ

今回は、梨が食べ頃になる季節についてお話ししました。
梨は秋の果物というイメージがありますが、品種によっては冬がメインになる物もあります。
美味しい時期のピークは、おおよそ10月くらいですが、冬に出荷される梨は11~12月くらいになります。
何気なく見かけている梨も、食べ頃の季節に注目すると、今までよりも美味しく食べることができるでしょう。