デコポンで有名な産地は、熊本県です。
熊本県産のデコポンは長期間流通されています。
年中美味しく食べられるのは嬉しいですよね。
こちら、どのようなシステムで成り立っているのでしょうか?
今回は、熊本県で行われている栽培方法についてお話しします!
デコポンの産地では3種類の栽培方法が確立している
デコポンの産地である熊本県では、以下の栽培方法を行っています。
・加温ハウス栽培
加温ハウス栽培は、所謂「完全ハウス栽培」で重油を焚いて栽培している方法のことを示します。
ハウス栽培かつ重油で気温を上げているならば、早めに収穫することが可能になりますよね。
そのため、12月初めから年末までの早い時期に出回っているデコポンは、この栽培方法で育っているのです。
早い時期から出回っているのには、理由があったということですね!
・無加温ハウス栽培
無加温ハウス栽培は、加温ハウス栽培とは違い、重油を使わずにハウス栽培をする方法になります。
それでも、ハウス内で栽培が行われていますから、暖かいことに変わりありません。
こちらの栽培方法で育ったデコポンは、1月以降に出回ることになります。
流通状況的には、中間時期に出回るデコポンだと考えると良いでしょう。
加温ハウス栽培との違いには、無加温ハウスで栽培されたデコポンの方がお手頃であることが挙げられます。
価格的にリーズナブルな方が良いという人は、1月まで少し待ってみましょう。
・露地裁倍
最後の露地裁倍は、ハウス内で栽培せずに外で栽培している方法です。
直接太陽の光を浴びて栽培されますから、味も違うと思うでしょう。
ですが、収穫自体は1月頃から始まっているのです。
この栽培方法のデコポンの流通は3月中旬以降なのですが、なぜブランクがあるのでしょうか?
ブランクを設けている理由は、「酸ぬき」にあります。
美味しいデコポンにするために、ひと手間時間をかけているのです。
つまり、この時期に流通するデコポンは、時間をかけて美味しさをアップさせていると考えることができるでしょう。
同じデコポンの産地でも栽培方法によっていつでも楽しめる
同じデコポンの産地である熊本県であっても、栽培方法によって色々な違いがあることが分かりました。
特に、購入するタイミングによっては、価格が違うことに驚くでしょう。
お得に購入するためにも、流通時期の違いを知って買いに行くとよいです。
まとめ
今回は、デコポンの有名産地、熊本県で行われている栽培方法についてお話ししました。
長く流通している背景には、3つの栽培方法が関係していましたよね。
その方法によって、設定価格も違っていますから、購入する時の参考にしてみて下さい。
長い期間流通しているフルーツの一つですから、気軽にプレゼントできる候補の一つに加えてみませんか?
