【上級編】ももの豆知識~食べ頃見分け方編

ももといえば、食べ頃見分け方、種類、糖度等々、様々な事が気になりますよね。
おいしいだけに、もっと拘りたいという人も多いでしょう。
ももはほとんどの場合、見た目や触り心地で判断していますが、産地ではプロがあらゆる技術を使って美味しいものを見つけているのです。
それは、どのような方法なのでしょうか?

ももの食べ頃見分け方~①光センサーで判断~

多くのももの産地が導入している食べ頃見分け方は、「光センサー」です。
これは、光センサーを通して糖度や着色等のチェックができる仕組みになっています。
一般的にももが一番食べ頃の時期は、出荷の最盛期になります。

しかしながら、いくら最盛期のももであっても、どれが美味しいのかは農家さんでも判断ができません。
目視での判断には、限界があるのです。
そのため、専用の機械を導入することで、より具体的な味の保証がされているのです。

もしかすると、皆さんの手元に届いたももも、光センサーのチェックを受けてきているかもしれません。
ももの等級判断は、光センサーを基に行われますから、購入時の参考にもなるでしょう。

ももの食べ頃見分け方~②目視では判断できない傷みもある~

もう一つの豆知識は、ももには見た目で判断できない傷みがあることです。
それは、ももの中の種が割れてしまう場合です。
皆さんの中には、果肉をカットした時に、種がすでに割れていたという経験をされた人がいませんか?
何もしないのに割れていることに、驚くでしょう。

実は、ももの実が急に成長した影響で、種が割れてしまうことが稀にあるのです。
そして、種が割れてしまうとそこに水分が入ってしまい、果肉にカビが発生してしまうのです。
中身がこのような状態になっていても、見た目は綺麗なままですから、農家さんたちは気づきません。

そのため、いざ食べようとしたところで、カビが生えていることに気付くのです。
この判断は、素人の私たちだけでなく、農家さんでも難しいですから、運が悪かったと思うしかありませんね。

「もも…、食べ頃見分け方…、ええと…なんだ?」と、学んだり調べたりして、真面目に取り組んだ結果でも、傷んでいるものに遭遇する時だってあるはずです。
農家さんや出荷関連の情報を知ると、もっと良いももに巡り合えるでしょう!

まとめ

私も、「もも 食べ頃見分け方」と検索したら、様々な情報がヒットしました。
やはり、良いももは見た目での判断だけでなく、光センサーのチェックを受けてから出荷されています。
また、どのような見分け方をしたとしても、種割れして傷んでいるももの判断は、農家さんでも区別ができません。
農家さんや出荷に関する情報を知ると、私たちの手元に届くまでの苦労が分かりますよね!