みかんの等級とは?表示されている文字や色の意味

みかんの箱を見ると、「秀」や「優」等の文字が印字されています。これはみかんの等級を示すもので、等級が高いほど見た目がきれいで贈答に向く商品だと言えるでしょう。みかんは「秀・優・良・無印・○印」や、他にも「A・B・C」、「特選」など様々な等級があり、さらにS・M・Lといった階級に分けられています。

同じ「秀」でも色によってランクが異なる

「秀」にも実は色々種類があって、印字されている文字の色で「赤秀・青秀・緑秀」に分別されます。例えば「いよかん」の場合、最高級をあらわす等級は赤文字で印字された秀で、次が赤の秀を丸で囲んだもの、さらにその次は青の秀の文字を丸で囲んだもの、少しランク落ちすると青文字の秀で等級が示されている事が多いです。ただし等級は集荷する組合や選果場、個人などで様々なので、統一規格は存在していません。

一般的な等級の分け方は?

どのように分けられるのかはそれぞれですが、一般的な分け方は次の通りです。

・秀…色沢、形状、食味がどれも秀れており、浮皮、病虫害、外傷などがほとんどないもの

・優・良…色沢、形状、食味がどれも良好なもので、浮皮、病虫害、外傷などの被害が少ないもの

・並…形状固有のもので腐敗性はなく、外傷、病虫害などの被害程度が極端ではないことで商品価値を損なっていないもの

階級はどのように区別される?

また、大きさが関係する階級選別は、SSSは5cm未満のもの、SSは 5cm~5.5cm未満、Sは5.5cm~6.1cm未満、Mは6.1cm~6.7cm未満、L 6.7cm~7.3cm未満、LL7.3cm~8cm未満、LLL8cm以上であることが一般的です。(集荷する組合や選果場、個人などで様々でこの範囲内でない事もあります)

ブランドで等級は異なる

出荷者によって商品のブランド名次第でランクが変わったり、ブランドによって箱が異なったりという傾向も見られます。ただし等級を統一することは、出荷業態が多種多様であるため実際に実現するのはかなり至難の業になるでしょう。そのためどこの産地のどのブランドのみかんがどれくらいの等級のもので、他のみかんとどのような違いがあるかなど食べ比べてみるとわかりやすいと思います。

産地によって特徴が分けられる場合もある

また、違う産地のみかんの等級を比べても相対的な評価なので比較は難しいため、同じ産地の物同士で比べるしかありません。例えば愛媛のみかんは比較的酸味と甘みが程よく、コクのあるみかんだと言われることが多いですが、佐賀のみかんは酸味が少なく甘みが中心になっているとも言われます。ただしその年によって全体的に糖度が高い年などもあるので一概には言えないですが、ある程度は産地を参考にしながら好みによって食べ比べて見るのもおもしろいかもしれません。