みかんはいつ食べる?食べる時間を気にして効果を最大限に!

寒い季節はみかんのおいしい季節でもあります。1つ2つ…とついつい手が伸びてしまうので「みかんを食べすぎると太るかも…」と心配になるかもしれません。
みかんは太るの?それともダイエット効果があるの?といろいろ気になりますが、食べる時間によってその効果が違ってくるのはご存知でしょうか?いつ食べるとどんな効果があるの?食べる時間と効果についてお教えいたします!

・そもそもみかんのカロリーは高い?低い?

旬のみかんには甘みがたっぷり。そんなみかんのカロリーは高いのでしょうか?一般的な温州みかんを例に挙げると、Mサイズのみかんのカロリーは意外に低い45kcal程度。なんとショートケーキの約10分の1程度です。みかんは甘くてとっても低カロリーの果物です。さらに、ビタミン・ミネラル・食物繊維などの栄養もたっぷり入っているので、積極的に食べたい果物なのです。

・やっぱり気になる「果糖」のこと

水分が多くカロリーが低いみかんはちょっとした糖分補給にはピッタリの食べ物ですが、やっぱり気になるのは「果糖(糖質)」のこと。当然、みかんにも含まれています。
果糖はエネルギーとして消費されやすい傾向にありますが、消費されなかったものは脂肪になってしまいます。果糖を脂肪に変えないためにもみかんを食べる時間が大切になってきます。

・フルーツは朝がおススメ

「朝の果物は金、昼の果物は銀、夜の果物は銅」という言葉があります。ヨーロッパから伝わったこの言葉は、朝は活動するためのエネルギーを体が多く必要としているため、フルーツを食べると一番効率よく効果が得られるという意味です。朝は1日のうちで栄養を吸収しようとする力が一番高くなっている時間帯なので、みかんも朝食の時に食べると栄養を余すところなく吸収できますね。
また、ダイエット効果を期待するのであれば、食後よりも食前に1つ食べてみてはいかがでしょうか?みかん1つ分の水分がお腹に入ることで、食事は少しでも満腹感を感じることができるでしょう。

・どれくらい食べていいの?

甘くて栄養たっぷりのみかん。いくらおいしいからと言って食事の代わりとして食べたり、4つも5つも…と食べ過ぎるのはオススメしません。みかんの1日の適量は大きさにもよりますが、1日2〜3個と言われています。「おいしいから」「体にいい栄養がたくさん含まれているから」といって食べ過ぎには注意してくださいね。

・効果の目的別で食べる時間もチェンジ!

朝のエネルギーの補給やダイエットの観点から見ると、みかんは朝、食前にたべると高い効果が得られるとされています。また、みかんの栄養を吸収する小腸の働きやビタミンCの吸収の観点からみると、食後に食べると効果的ともされています。みかんにはたくさんの栄養素が詰まっているので効果もいろいろ。
期待する効果によって、みかんの食べる時間を調節してみてはいかがでしょうか?ご自身に合った食べ方・食べる時間をぜひ見つけてください。