みかんがもつ風邪予防対策とは?〜ノウハウを教えます〜

皆さんはみかんが、風邪予防に効果的なことを知っていますか?
みかんはただ美味しいだけではなく、風邪の予防効果も期待できるんです。
そこで今回は、みかんが風邪予防に効果が期待できる理由とおすすめの食べ方、そして1つ注意すべきことをお話ししていきたいと思います。

小見出し1:みかんに風邪を予防する効果が期待できる理由とは?

まず、みかんになぜ風邪予防効果が期待できるのか、その理由を栄養素の面から紹介していきます。
みかんに風邪予防効果が期待できるのは、ビタミンC、βカロテノイド、ヘスピリジンの3つの栄養素がみかんに含まれるからです。

みかんにはビタミンCが豊富に含まれています。
ビタミンCには細菌やウイルスに対する免疫力をアップする効果があります。
よって、みかんには風邪予防効果があるのです。

βカロテノイドは、体内でビタミンAに変化します。
このビタミンAには粘膜の健康を維持する働きがあります。
よって、ビタミンAによって喉や鼻の粘膜から細菌やウイルスが侵入することを防いでくれるので、みかんには風邪予防に効果が期待できるといえるでしょう。

ヘスピリジンは、ポリフェノールの一種です。
みかんの袋や白い筋状のアルベドに含まれています。
このヘスピリジンは、ビタミンCを安定化させ働きを強化する作用があります。
ビタミンCは熱やアルカリの作用によって壊れやすいことは広く知られていますが、ヘスピリジンがあれば安心というわけです。
つまりヘスピリジンは、ビタミンCがもつ風邪予防効果を十二分に発揮する重要なサポートをしてくれるのです。

小見出し2:みかんの風邪予防効果をアップさせる食べ方とは?

前の小見出しで、みかんに風邪予防効果が期待できる理由を紹介してきました。
上記の3つの栄養素の存在が、みかんに風邪予防がある理由です。
では、みかんの風邪予防効果をさらにアップさせる食べ方はあったりするのでしょうか。
この小見出しで紹介したいと思います。

結論からいうと、みかんの風邪予防効果が期待できる食べ方はずばり、みかんを継続して食べることです。
なぜならビタミンCは、数時間で体外に排出されてしまうからです。
そのため、たまにみかんを食べてもその風邪予防効果は期待できません。
みかんを継続的に食べていくことが大切です。

小見出し3:みかんは風邪予防には効果が期待できる!でも風邪の時に食べるのはNG!

ここまで、みかんがもつ風邪予防効果の理由と効果的な食べ方についてお話ししてきました。
ですがここで1つ、注意するべきことがあります。

それは、みかんは風邪「予防」には効果期待できても、風邪を「治す」効果は無いということです。
つまり、風邪を予防するためにみかんを食べるのなら良いですが、風邪をひいてしまった時にここぞとばかりみかんを食べても、全く効果は無いということです。
このことを忘れないでいてくださいね。

また、逆に風邪をひいた時にみかんを食べると風邪を治すばかりか悪化させてしまうのです。
風邪をひくと、体が細菌やウイルスと戦うために熱を出します。
ところが、みかんを食べると体を冷やしてしまうからです。
さらには、みかんは消化吸収がよくないことも風邪を悪化させてしまう原因の1つとなっています。

上記の理由から、みかんは風邪をひいてしまった後に食べるのは控えた方が良いでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。
ここまで、みかんがもつ風邪予防効果の期待値について紹介してきました。

みかんの風邪予防が期待できるのは、ビタミンC、βカロテノイド、ヘスピリジンの3つの栄養素にあります。
そして、その効能を得るためには継続してみかんを食べること。
またみかんは、風邪予防は期待できても、風邪を治すことは期待できないこと。
このようにまとめられます。

みかんを食べることほど、簡単にできる風邪予防はありません。
みかんを食べて、風邪知らずな毎日を送りましょう!