意外と知らないみかんの正しい保存方法

旬のみかんは安くて美味しい!と、箱買いしているご家庭も多いのではないでしょうか?でも買った時のまま、ダンボールに入れて部屋に置いておくと、いつの間にか傷んでいたなんてことも。みかんの正しい保存方法を知って、最後の1つまで美味しく食べちゃいましょう!

買ってきたらすぐすること

ダンボールで買ってきて、そのまま置いておくのは、当然NGです。まずは一度、全部出してみてください。その時点で少し傷んでいるものは取り出して、先に食べてしまいましょう。そのまま一緒にしまっておくと、カビの原因になってしまいます。

常温保存する場合

状態の良いみかんから先に、しまっていきます。みかんは高温多湿を嫌いますので、ダンボールより、かごなどの通気性の良い入れ物に入れ換えることをお勧めします。その際、ヘタの部分を下にして重ねると、上のみかんの重みで傷むのを軽減することが出来ますよ。1つずつ新聞紙で包んでしまっておくのがベストですが、数が多いと面倒かもしれませんね。そんな時は間に新聞紙を挟むだけでも、効果があります。上から順に食べていき、時々下のみかんのチェックをしてください。もし傷んできているようなら入れ替えて、そちらを先に食べましょう。カビが生えているのを見つけたら、すぐに取り除くのをお忘れなく。
みかんは基本的に常温保存で問題ありません。しかし、暖房の効いた暖かい部屋では腐りやすくなります。日光の当たらない涼しい場所で保存してください。
こうやっておくと、3週間くらいは美味しく食べることが出来ますよ!

冷蔵・冷凍保存は出来る?

涼しい時期には常温保存で問題ないみかんですが、暑い夏にはどうすればいいのでしょう?
冷蔵庫での保存は、みかんの甘みやジューシーさを奪い、酸味が増すのであまりお勧めしていません。しかし、夏場は常温保存だと腐りやすいので、すぐに食べない場合は冷蔵庫に入れましょう。冷蔵庫で保管する時は、1つずつ新聞紙かキッチンペーパーでくるみます。それからビニール袋に入れて、野菜室で保管します。こうすれば2週間ほどは、風味は変わらないでしょう。また、夏に美味しい冷凍みかんは、皮ごとまるごと冷凍するのではなく、皮をむきひと房ずつ分けて冷凍します。冷凍保存用のジップロックなどに入れておくと、食べる分だけ取り出しやすく、便利です。冷凍保存でも、1ヶ月くらいで食べきるのがお勧めですよ。

みかんの正しい保存方法さえ知ってしまえば、箱買いを躊躇する理由がなくなりますね。美味しいみかんはぜひ、箱買いでお得に手に入れてください。