りんごを温めるとメリットがいっぱい!

今人気のホットりんごは、生で食べるより栄養価が高いと言われています。
生でも十分栄養価の高いりんごがさらにパワーアップするなんて、凄いですよね。
りんごを温めると生まれるメリットについて、詳しくみてみましょう!

りんごを温めるとどうなるの?

りんごを温めて食べると、どんな変化があるのか挙げてみましょう。

◦ペクチン(食物繊維)がアップする!
りんごに豊富に含まれているペクチンですが、温めることで10倍も働きがアップすると言われています。
整腸作用やコレステロールを下げる働きのあるペクチンがしっかり働いてくれるのは、大きなメリットですよね。

◦オリゴ糖がアップする!
腸内で善玉菌のエサになるオリゴ糖が増えることで、善玉菌の活動は2倍になると言われています。
ペクチンとの相乗効果で便秘が改善され、ぽっこりお腹がスッキリしたという声もあるほどです。

◦ポリフェノールの吸収が良くなる!
抗酸化作用が抜群のりんごポリフェノールは、美肌効果で有名ですよね。
さらに脂肪の蓄積を防ぎ、脂肪を燃焼する働きもあるとされています。
そんなポリフェノールの吸収率は、りんごを温めるとアップすることが分かっています。ホットりんごにはダイエット効果も期待できそうですね!

りんごを温めるデメリットはある?

りんごを温めると心配なのは、熱に弱いと言われるビタミンCですよね。
でも、りんごに含まれるビタミンCは熱に強く、壊れにくい特性があります。
ですから心配はいりません。
ただ、疲労回復効果のあるりんご酸は、加熱しすぎると減少する可能性があります。
りんごを温めると甘くなるのは、りんご酸が減少していることも関係しています。
それから、カロリーがアップしてしまうので、いくら美味しくても食べ過ぎには気をつけましょうね。

ホットりんごの作り方

りんごを温める時は、皮ごとがお勧めです。
皮の栄養も逃さずしっかり摂れるからです。
忙しい朝でも簡単にホットりんごは作れちゃいますよ。
というのも、りんごを薄めに切ったら、耐熱皿に並べて600Wで1分半ほど加熱するだけなんです。
ハチミツやヨーグルト、シナモンなどをかけるのもお勧めです。

電子レンジでりんごを温めるだけで、たくさんのメリットがあるなんて、驚きですよね。そうそう、ちょっと甘みが足りないりんごでも、美味しく食べられるメリットもありますよ。早速明日の朝食に、ホットりんごを食べてみるのはいかがですか?