みかんとポンカンのおいしい子どもたち!新品種など、どどーんと紹介!

みかんやポンカンと言えば、甘くておいしいし、食べやすい!そんなみかんとポンカンは、新品種の開発に親として何度も選ばれています。みかんとポンカンを親として交配し生まれた、おいしい新品種をご紹介しますね!

 

○みかんの子どもたち

みかんと言えば、温州みかん。まずは温州みかんが親の、お勧めの柑橘をご紹介します。

 

・清見タンゴール(清見オレンジ)

アメリカの「トロビタオレンジ」と、「宮川早生」を交配して生まれた、日本初のタンゴールです。厳しい冬を越え、春先にしっかり色づいてから収穫されるので、おいしさがぎゅっと閉じ込められていますよ。たっぷりの果汁とまろやかな甘さが人気で、さらに新品種の親となるほど優秀な柑橘です。

 

・はれひめ

「清見タンゴール」と「オセオラオレンジ」を交配したものに、「宮川早生」を交配して生まれた新品種です。まだ生産量が少なく、地域によっては市場で見かけるのは珍しいかもしれません。

見た目はオレンジのようですが、柔らかい外皮は手で簡単に剥けます。みかんのような甘みと、オレンジのような香りが食欲をそそりますよ。

 

・スイートスプリング

「上田温州」と「八朔」を交配して生まれました。昭和56年に公表された柑橘なのですが、栽培が困難で生産量は限られており、なかなかお目にかかれません。ごつごつとした見た目に反して、名前のようにさわやかな春を感じるような甘さと香りを楽しめます。

 

○ポンカンの子どもたち

みかんに負けない、ポンカンのおいしい子どもたちもご紹介します。

 

・デコポン(デコタンゴール)

「清見タンゴール」と「ポンカン」を交配して生まれたデコポンは、「宮川早生」の孫でもあります。ぽこっと飛び出した凸(デコ)が特徴で、酸味が少なく甘みが強い、お勧めの柑橘です。

 

・はるみ

こちらも「清見タンゴール」と「デコポン」を交配して生まれた、「デコポン」の妹的存在です。プチプチと弾ける大粒の果肉は甘いだけでなく、さわやかな味わいで後味もすっきりです。

 

・甘平(かんぺい)

「清見タンゴール」と「トロビタオレンジ」を両親に持つ「西の香」と「ポンカン」を交配して生まれた、愛媛県オリジナルの新品種です。とにかく甘い!甘いみかんが好きな人には特にお勧めで、贈答品としても人気です。

 

 

みかんとポンカンのおいしい子どもたちを紹介しましたが、気になる柑橘はありましたか?全て農家の方々の努力の結晶で、どれも本当に素晴らしい柑橘ですよ!ぜひ食べてみてくださいね!