さくらんぼの美味しさと糖度の関係性

一般的にフルーツは、糖度が高いほど美味しいと思われています。
確かに、甘みが強いフルーツにとっては重要な項目になるでしょう。
しかしさくらんぼは、糖度を基準とした美味しさの判断ができません。
なぜ、他のフルーツと考え方が違うのでしょうか?
ここでは、美味しさと糖度の関係性をご説明したいと思います。

さくらんぼの品種によって糖度が違う

日本で栽培されているさくらんぼの糖度の平均値を見てみると、約13~15度になります。
同じくらいの糖度のフルーツには、いちごやりんごが挙げられます。
平均的な数値を見た時、程よい甘さのフルーツという印象を持つでしょう。

ですが、いちごやりんごにも、品種によって甘みのバランスが違います。
さくらんぼにも、同じことが言えるでしょう。
例えば、さくらんぼの中で最も糖度が高いと言われているのは、「紅秀峰」という品種です。
紅秀峰は、糖度が20度前後になりますから、甘さに特化している品種であることが一目瞭然です。

さらに、品種によって違うだけではありません。
育った場所の環境によっても、糖度に影響が出ますから、非常に繊細なフルーツなのです。

さくらんぼの美味しさは糖度で決まらない

また、さくらんぼの美味しさの判断は、糖度に左右されません。
確かに、糖度の数値が高いというのは、私たちにとって購入する際の判断基準になります。
ですが、さくらんぼの風味を思い出してみて下さい。
甘い味わいが好きな人がいれば、酸味があった方が好きな人もいるでしょう。

高級品やギフト用として選ばれるさくらんぼは、品種ごとの味のバランスをチェックされて出荷されます。
つまり、「糖度が高いから美味しい」と考えることはできません。
余談ですが、さくらんぼは西日本と東日本でも好まれる風味が違うくらいですから、個人差が大きいのです。
従って、ネームバリューだけで決めてしまうのでなく、細かい味の特徴も知った上で購入するのがベストです。

さくらんぼに関しては、1つの視点のみで選んではいけません。
酸味とのバランスや、果肉の食感等、たくさんの要素から好みを選ぶべきなのです。
この知識を知っていくと、今後のさくらんぼ選びが楽しみになってきませんか?
お気に入りの品種を探す時には、今回の記事の内容を思い出してみて下さい!
きっと、お役に立てるはずです。

まとめ

さくらんぼの味は、糖度だけでなく、酸味の要素も含めて判断されます。
そのため、高級品種とされているさくらんぼであっても、人によっては別の品種の方が美味しいと感じられることがよくあるのです。
その意味で、個人の好みが一番現れやすいフルーツだと言えるでしょう。
また、旬の時期に限らず、食べる季節によっても好まれる風味が違いますから、その違いを楽しんじゃいましょう!