メロンには、見た目が同じようで、見分けがつかない品種もあります。
違いが分かりにくいメロンの代表例には、アンデスメロンとマスクメロンが挙げられます。
味で見分けるにしても、素人だと判断が難しいでしょう。
2つのメロンの違いには、何があるのでしょうか?
メロンの違い～①アンデスメロンとマスクメロンの見た目～
メロンの違いの1つ目は、アンデスメロンとマスクメロンの見た目にあります。
大雑把に捉えてしまうと、どちらも網目模様になっています。
しかし、網目模様をじっくりと見てみて下さい。
同じように見える網目模様でも、細かい部分に違いがあることに気付けるはずです。
アンデスメロンの場合は、細かい網目模様が特徴的です。
さらに、小ぶりなサイズが多いですから、小さめなメロンの代表格になるでしょう。
一方で、マスクメロンは網目模様が立体的で、触ると盛り上がっているのが特徴になります。
そして、サイズは大きめですから、食べ応えがあります。
網目模様と見た目の大きさだけを見ても、両者の違いは決定的です。
この特徴を押さえておくと、メロンのネームプレートがない状態の時でも、どちらのメロンなのか判別できるでしょう。
メロンの違い～②アンデスメロンとマスクメロンの食感～
次は、2つのメロンの違いとして、アンデスメロンとマスクメロンの食感から見ていきましょう。
まず、アンデスメロンは果肉がしっかりとしている特徴があります。
そのため、噛み応えが十分で、果汁もふんだんに溢れ出てくる品種になります。
フルーツのフレッシュさが感じられる食感になりますから、さっぱりと食べられるでしょう。
ジューシーさが好きな人にとっては、オススメのメロンになります。
反対に、マスクメロンの果肉は滑らかな特徴があり、しっとりとした食感が楽しめます。
メロン本来の風味や香りが強い特徴もありますので、品の良い味わいを楽しめるでしょう。
果汁よりも、香りを楽しみながら食べたい人向けのメロンです。
正統派のメロンというイメージは、このような食感の品種の影響が強いでしょう。
以上のように食感等から見ても、違いがあることがはっきりしています。
一方で、2つのメロンに共通しているのは、果肉が青肉系であることです。
果肉だけでは、見た目での区別ができません。
果肉の色が同じであることも、よく間違えられてしまう原因の1つです。
従って、ぱっと見の印象で判断するのが難しいのは、当たり前のことですから、恥ずかしいことはありません。
ですが、ここまで記事を読んだみなさんは、2つのメロンの違いを理解できたはずです。
同じように見えて、見た目や模様、風味は全然違います。
これからメロンを購入する予定のある人は、本当に違うのか、チェックしてみて下さい。
まとめ
今回は、メロンの豆知識として、アンデスメロンとマスクメロンの違いを解説しました。
同じように見えるメロンであっても、じっくりと観察するとその違いは明らかです。
特に模様の違いについては、食べる前に見比べてみて下さい。
細かい違いであっても、それは立派な品種上の特徴になります。
どちらも有名なメロンに数えられていますから、美味しく食べるための豆知識として覚えておきましょう!
