実は食物繊維たっぷり!みかんをまるごと食べて腸内環境を改善

寒い季節の旬の果物といえば「みかん」ですね。風邪の予防や美肌にもよいとされるビタミンCが豊富に含まれていますが、実は食物繊維もたっぷりと含まれています。ご存知でしたか?食物繊維は便秘の解消などに効くとされていますが、その他にもたくさんの効果があることが知られています。みかんの食物繊維の働きを知ると、もっとみかんを食べたくなること間違いなし!詳しく紹介していきましょう。

・みかんの食物繊維「ペクチン」

みかんに含まれる「ペクチン」は水溶性の食物繊維の一種です。食物繊維には水に溶けない不溶性のものと、ペクチンに代表される水に溶ける水溶性のものがあります。ペクチンの主な働きとしては、摂取すると腸内の水分量を調節して便秘・下痢を解消する効果や、コレステロール値を下げる、血糖値の上昇を抑える、疲労回復など様々な効果があるとされています。

・どの部分に多く含まれる?

みかんのペクチンは実の袋の薄皮や白いスジに多く、その量はなんと果実の約4倍も多くの食物繊維が含まれているんです!そのため、食べる際はできるだけ薄皮やスジもそのまま食べる方が食物繊維もより多く摂ることができます。薄皮やスジにはペクチン以外にもヘスペリジンなど他の栄養素が多く含まれているので、外皮を剥いたらできるだけスジをとらずに食べてくださいね。

・ペクチンのうれしい効果

◇コレステロール値を下げる
ペクチンは体内で食物中のコレステロールが吸収されるのを防ぎ、コレステロール値を下げてくれる働きがあります。これによって、動脈硬化や高血圧の予防に繋がるとされています。

◇血糖値の上昇を抑える
ペクチンは糖分の吸収を抑える働きがあるため、血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。この働きによりインスリンの分泌が下がり、糖尿病の予防にもなるとされています。

◇便秘や下痢の解消
腸内の善玉菌である乳酸菌を増やし、腸の調子を整えてくれる働きがあるペクチン。さらに、腸内の物質と結合し便の容積を増やして腸のぜん動運動を促し、体内で発生した有害物質を体の外へ排出させる働きがあります。このことから、特に便秘解消の効果が高いと言われています。

◇疲労回復
腸は「体の根っこ」とも呼ばれる栄養を吸収する大事な器官。ペクチンの働きで腸内を整え栄養をむだ無く吸収できるようにすることで、疲労回復の効果も期待できます。

・みかんは薄皮やスジごと食べる!

みかんはおいしいだけでなく様々な栄養素がたっぷり含まれています。果肉だけでなく袋の薄皮や白いスジにも食物繊維が豊富にあるので、ぜひ薄皮もスジもそのままにして丸ごとみかんを味わってみてくださいね。便秘がち、食物繊維が足りないかも…と思うときはぜひみかんで腸内を整えましょう。