みかんのランクは美味しさの証?

みかんを箱買いすると、箱の横になにやら不思議なマークを見つけることがありますよね。実はあれ、みかんのランクを表すマークって知っていましたか?今まで何も気にせず買っていた人必読!みかんのランクについて知っていて損はありませんよ!

ランクって何?

みかんには、等級と階級という2つのランク付けがあります。等級とは、糖度や酸味など味の良さ、色艶や形状、傷の有無から判断して、秀、優、良、無印などに区別されます。また、同じ文字でも色分けされていることもあり、赤い文字と青い文字なら、赤い文字の方が、ランクが上とされている場合がほとんどです。
階級は、大きさから判断されています。3Sから3Lまでありますが、スーパーなどで見かけるのは、S、M、Lの3種類くらいかもしれませんね。一般的には小さいサイズの方が甘みは強いと言われています。しかし出始めの小さなみかんは酸味も強い傾向がありますから、必ずしも小さい方が美味しいとは限りません。

ランクが高いと絶対美味しい?

正直なところ、ランクの付け方には、ばらつきがあります。また、このランク付けは同じ産地の同じ品種でなければ意味がありません。例えばA産地の高級みかんの無印ランクが、B産地の普通みかんの優より甘くて美味しいという可能性も否めないということです。
とは言え、同じ産地の同じ品種の中から贈答品を選ぶ時には、赤秀を選ぶとほぼ間違いはないでしょう。
自宅用に買うのであればそこまでこだわる必要はなく、値段と個数のバランスを見て、納得出来るものを買うのが1番です。無印だから美味しくないわけではありませんからね。

どのランクが人気?

贈答用であれば間違いなく赤秀のM又はSが人気ですが、自宅用に人気があるのは、どのランクなのでしょう。
実は、自宅用だと赤秀を買う人はあまりいません。なぜってやっぱり高いからです。もちろんこだわりがある人や、お金に余裕がある人は別ですが、そこまでこだわらないし、できればお得に手に入れたい人には、あえて赤秀はお勧めしません。
それよりこだわって欲しいのは、やっぱり産地です。名産地のみかんはやっぱり美味しいのです。形がいびつでも多少キズがあっても、自宅用なら味が良ければいいですよね。みかんを買う時は、「ランクもいいけど産地もね!」と覚えてくださいね。

みかんにランクがあることを知ったら、次の購入時にはランクをチェックせずにはいられませんよね。数種類のランクを買って食べ比べてみるのも、お勧めですよ!