風邪の時の対処法~”モーロりんご療法”って知ってる?~

みなさんのご家庭にも「風邪を引いた時はこれ!」といった、お決まりの食べ物や風習などがありませんでしたか?
そうした民間療法が複数ある中、昔の科学者が発表した「モーロりんご療法」が今、再び話題を呼んでいます。
今回は、風邪の時の対処法として知っておきたい、モーロりんご療法についてご説明しましょう。

風邪等の体調不良への対処法”モーロりんご療法”の内容とは?

みなさんの中に、風邪の時にりんごのすりおろしを食べるという習慣はありませんか?
実は、この対処法のことをズバリ、”モーロりんご療法”と言うのです!
何気なく行っている対処法が、科学者が発見した方法だということは初耳な人も多いかもしれません。

どのようなきっかけでできた対処法なのか、その流れをご説明しましょう。
ドイツの科学者であるモーロは、りんごを使ったある実験を行いました。
それは、すりおろしたりんごを体調不良の子どもに対して、2日間食べさせるという実験になるのですが、なぜりんごが選ばれたと思いますか?

本サイト内で、りんごの優れた栄養面を紹介している記事を読まれた人は、察しが付くでしょう。
りんごに含まれている栄養素が、人体に与える影響を実際に証明しようとしたのです。
まさに、体当たりな実験と言ってもいいでしょう。

栄養をチャージして休むということは、今となっては当たり前かもしれません。
もっとも、私たちは多くの情報をすぐに得ることができますが、昔の人にとっては未知の内容だったのです。

実験の結果、モーロは体調不良が改善されたという論文を書き、1927年にドイツの医学誌に発表し、多くの人の目に留まることになりました。
1900年代前半の時期に発表された内容は、今でも実践している人が多いですよね。
当時の人たちからすると、とてつもなく画期的な報告だったと言えるでしょう。

風邪等の症状への対処法”モーロりんご療法”から学ぶこと

風邪や体調不良の症状に限らず、当時のドイツでは赤痢の発症が多く、”モーロりんご療法”は赤痢の対処法としても注目を集めました。
時が経ち、現在では多様な不調に対応できるフルーツとして、りんごの知名度は高いでしょう。
そもそも、モーロが実験して論文を発表しなければ、こんなにもりんごの栄養素に注目が集まらなかったかもしれません。
そう考えると、彼の行った実験は私たちに大きな影響を与えていると言ってもいいですよね。

りんごがここまで注目されるようになったのは、まさしく彼のおかげなのですね!

参考URLりんご大学
(ringodaigaku.com/study/study10_moro.html)

まとめ

風邪等の体調不良時にりんごを食べる習わしは、”モーロりんご療法”に基づいているという逸話、いかがでしたか?
ただの風習かと思いきや、きちんとした科学的根拠のある話だったとは、驚きですね!
今では広く知られている方法でも、昔の人たちにとっては目から鱗な方法だったに違いありません。
この実験がなければ、私たちはもっと風邪の治りが遅かったかもしれませんね。
体調不良の時にすりおろしたりんごを食べる際は、遥か昔のモーロに思いを馳せてみて下さい。